特許
J-GLOBAL ID:200903004603940858

画像形成装置における歯車式動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-085653
公開番号(公開出願番号):特開平11-282224
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 画像形成装置における歯車式動力伝達機構内に構造が簡単でコンパクトな回転方向の切り換えの手段を配置する。【解決手段】 一つの正逆回転可能な駆動モータから第1ギヤ群29により給紙ローラを駆動する一方、第2ギヤ群によりレジストローラを駆動する。第1ギヤ群29内には、コイルばねクラッチ44をその緩む方向が互いに逆になるように巻回した第1組クラッチ歯車対39と第2組クラッチ歯車対40のそれぞれの大径歯車42,42を中間歯車37に対して並列的に配置する。駆動モータの回転方向の切り換え時には、前記2組のクラッチ歯車対39,40におけるコイルばねクラッチ44,44の締まり作用と緩み作用とが互いに逆になるので、動力伝達の遊び区間を殆ど発生することなく、駆動モータの回転方向の切り換えに拘らず、給紙ローラを一定方向に回転させることができる。
請求項(抜粋):
一つの正逆回転可能な駆動モータから動力伝達される第1ギヤ群と第2ギヤ群とからなる歯車式動力伝達機構と、前記第1ギヤ群により駆動される第1給送ローラ手段と、前記第2ギヤ群により駆動される第2給送ローラ手段とを有する画像形成装置における歯車式動力伝達装置において、前記駆動モータの正逆切り換えに応じて第2ギヤ群を介して前記第2給送ローラ手段の回転方向を切り換えるように構成する一方、前記第1ギヤ群における駆動モータから第1給送ローラ手段までの動力伝達経路内には、コイルばねクラッチであってその緩む方向が互いに逆になるように巻回されたものを各々1つずつ備えた2組のクラッチ歯車対を並列的に配置して、前記駆動モータの回転方向の切り換えに拘らず、第1給送ローラ手段を一定方向に回転させるように構成したことを特徴とする画像形成装置における歯車式動力伝達装置。
IPC (6件):
G03G 15/00 550 ,  B41J 11/00 ,  B41J 13/02 ,  B65H 3/06 350 ,  B65H 5/06 ,  B65H 9/14
FI (6件):
G03G 15/00 550 ,  B41J 11/00 A ,  B41J 13/02 ,  B65H 3/06 350 C ,  B65H 5/06 J ,  B65H 9/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-371424
  • 特開昭64-069454

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