特許
J-GLOBAL ID:200903004609709236

耐孔あき腐食性にすぐれる冷間圧延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-302129
公開番号(公開出願番号):特開平8-157969
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】鉄の腐食を促進する塩素イオン存在下で乾湿を繰り返す厳しい腐食環境においても、すぐれた耐孔あき腐食性があり、スクラップとして容易にリサイクルできる冷間圧延鋼板。【構成】重量%で、C:0.001〜0.015、Si:0.005〜0.5、Mn:0.02〜0.70、P<0.03、S≦0.01、Al:0.01〜0.05、全Ti:0.02〜0.30、及びN≦0.008を含有し、残部鉄及び不可避的不純物よりなる鋼を温度1200°C以上に加熱し、仕上圧延の直後から600°Cまでの温度域を平均冷却速度20〜200°C/秒にて冷却し、600〜250°Cで巻取って、熱延鋼板を製造し、次いで、酸洗し、表面のスケールを除き、冷間圧延を行ない、次いで600〜750°Cで連続焼鈍後、600°Cまでの温度域を平均冷却速度5°C/秒以上にて冷却して、固溶Tiを0.02〜0.25%含有させた、耐孔あき腐食性にすぐれる冷間圧延鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%でC 0.001〜0.015%、Si 0.005〜0.5%、Mn 0.02〜0.70%、P 0.03%未満、S 0.01%以下、Al 0.01〜0.05%、全Ti 0.02〜0.30%、及びN 0.008%以下を含有し、残部鉄及び不可避的不純物よりなる鋼を温度1200°C以上に加熱し、仕上圧延の直後から600°Cまでの温度域を平均冷却速度20〜200°C/秒にて冷却し、600〜250°Cの範囲の温度で巻取って、熱延鋼板を製造し、次いで、酸洗し、表面のスケールを除き、冷間圧延を行ない、次いで、連続焼鈍するに際して、600〜750°Cの範囲の温度で焼鈍した後、600°Cまでの温度域を平均冷却速度5°C/秒以上にて冷却して、固溶Tiを0.02〜0.25%の範囲で含有させることを特徴とする耐孔あき腐食性にすぐれる冷間圧延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14

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