特許
J-GLOBAL ID:200903004609825740

可動磁石型リニアモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-204457
公開番号(公開出願番号):特開平10-052024
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 可動子の移動方向両端部における推力のリニアリティを向上させた可動磁石型リニアモータを提供する。【解決手段】 多相コイルを備えた固定子と、永久磁石を備えた可動子とから構成される可動磁石型リニアモータにおいて、永久磁石の厚さ寸法をt1 >te (但し、t1 :中央部における厚さ寸法、te :移動方向端部における厚さ寸法)に形成すると共に、可動子の移動方向両端部に永久磁石と隣接させてこの永久磁石と極性を異にする磁極が磁気空隙に臨むように形成した補助永久磁石を設ける。
請求項(抜粋):
偏平状に形成した多相コイルを非磁性材料からなる平板状の支持部材の両面に絶縁板を介して長手方向に所定量宛ずらせて配設してなる固定子と、この固定子の長手方向に相隣る磁極の極性が異なるように複数個の永久磁石を配設しかつ磁気空隙を介して異極が対向するように形成した可動子とからなり、この可動子をその磁気空隙内に前記多相コイルが存在するようにかつ前記固定子の長手方向移動可能に固定子に介装すると共に、前記多相コイルに正弦波駆動電流を供給するための駆動回路を備えてなる可動磁石型リニアモータにおいて、永久磁石の厚さ寸法をt1 >te (但し、t1 :中央部における厚さ寸法、te :移動方向端部における厚さ寸法)に形成すると共に、可動子の移動方向両端部に永久磁石と隣接させてこの永久磁石と極性を異にする磁極が磁気空隙に臨むように形成した補助永久磁石を設けたことを特徴とする可動磁石型リニアモータ。

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