特許
J-GLOBAL ID:200903004624312270

ミラーパーキング機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛和 清司
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-598377
公開番号(公開出願番号):特表2002-536238
出願日: 2000年02月09日
公開日(公表日): 2002年10月29日
要約:
【要約】本発明は車両の外部のバックミラー用の、ミラーヘッドをパーキング位置に回転させるミラーパーキング機構である。この機構はミラー取付けブラケット(14)と、ミラーヘッド(11)の最外部が車両により近接した位置にあるパーキング位置へミラーヘッド(11)が展開位置から回転可能であるように、取付けブラケット(14)に枢着されているミラーヘッド(11)とを備えている。戻り止め(22、23)はミラー取付けブラケット(14)とミラーヘッド(11)との間で作用し、ミラーヘッド(11)がミラー取付けブラケット(14)に対して保持されるロック位置から、ミラーヘッド(11)がミラー取付けブラケット(14)に対して回動可能である離脱位置へと変化する。スプリング(25)は戻り止め(22、23)に作用して戻り止めをロック位置に保持する。ギヤホイール(35)は、ミラーヘッド(11)に対して固定されており、また、シャフト(29)を有するウォームドライブ(30)がミラー取付けブラケット(14)内の軸受に軸支されている。それによって、ウォームドライブ(30)はシャフト(29)に沿って長手方向に移動すると共に、その軸を支点に回動可能である。ウォームドライブ(30)はギアホイール(35)と、スプリング(25)に作用するシャフト(29)とに係合する。モータ(27)はウォームドライブ(30)を駆動し、ウォームドライブ(30)の初期回転中に、戻り止め(22、23)がギヤホイール(35)の回転を阻止することで、ウォームドライブ(30)は長手方向に移動し、かつスプリング(25)を押圧するようにし、ひいては戻り止め(22、23)に加わるばね力を軽減して、戻り止めが離脱できるようにし、その結果、ウォームドライブ(30)の継続的な回転によりギヤホイール(35)とミラーヘッド(11)とを回転させる。本発明はミラーヘッド(11)の回動に先立ち戻り止め(22、23)に加えられる高いばね負荷を開放する手段を備えている。それによって、高い戻り止め負荷を合理的に越えることが可能になる。
請求項(抜粋):
ミラーヘッドをパーキング位置に回転させる、車両外部のバックミラー用のミラーパーキング機構であって、 ミラー取付けブラケットと、 ミラーヘッドの最外部が車両により近接した位置にあるパーキング位置へミラーヘッドが展開位置から回転可能であるように、取付けブラケットに枢着されているミラーヘッドと、 ミラー取付けブラケットとミラーヘッドとの間に作用し、ミラーヘッドがミラー取付けブラケットに対して保持されるロック位置から、ミラーヘッドがミラー取付けブラケットに対して回動可能である離脱位置へと変化する戻り止めと、 戻り止めに作用して戻り止めをロック位置に保持するスプリングと、 ミラーヘッドに対して固定されたギヤホイールと、 ミラー取付けブラケット内の軸受に軸支され、ウォームドライブを長手方向に移動可能にすると共に、ウォームドライブの縦軸を支点に回動可能にするシャフトを有しており、ギヤホイールと、スプリングに作用するシャフトの一端とに係合するウォームドライブと、 ウォームドライブを駆動するモータと、を備え、ウォームドライブの初期回転中に戻り止めがギヤホイールの回転を阻止することで、ウォームドライブは長手方向に移動し、かつスプリングを押圧するようにされ、ひいては戻り止めに加わるばね力を軽減して、戻り止めが離脱できるようにし、その結果、ウォームドライブの継続的な回転によりギヤホイールとミラーヘッドとを回転させるミラーパーキング機構。
Fターム (5件):
3D053FF18 ,  3D053GG06 ,  3D053HH18 ,  3D053LL08 ,  3D053LL33

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