特許
J-GLOBAL ID:200903004624489838

耐応力腐食割れ感受性に優れる高強度複相組織ステンレス鋼帯の製造方法および鋼帯

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-088039
公開番号(公開出願番号):特開2000-282147
出願日: 1999年03月30日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】本発明は、腐食環境下での応力腐食割れ感受性に対する抵抗が著しく優れている高強度複相組織ステンレス鋼板を提供する。【構成】表面硬さがHvで300以上を有する高強度複相組織ステンレス鋼であって、必須成分として質量%でC:0.05〜0.10%、Cr:13.0〜20.0%およびNi,Mn,Cu,Moの少なくとも1種又は2種以上合計で2.0〜5.0%を含有し、C+N:0.05〜0.10%を満足し、かつ、γmax=420[%C]+470[%N]+23[%Ni]+9[%Cu]+7[%Mn]-11.5[%Cr]-11.5[%Si]-52[%Al]+189が65≦90の範囲であって実質的にフェライト+マルテンサイト混合組織からなる、耐応力腐食割れ特性に優れる高強度複相組織ステンレス鋼帯(鋼板)を提供する。
請求項(抜粋):
必須成分として、C:0.05〜0.10質量%、Cr:13.0〜20.0質量%およびNi、Mn、Cu、Moの少なくとも1種又は2種以上合計で2.0〜5.0質量%を含有し、C+N:0.05〜0.10%を満足するクロムステンレス鋼の冷延鋼帯を通常の熱間圧延を経て冷間圧延する際に最終パスを中心線平均粗さRa:0.1μm以下のロールを用いて圧延し、得られた冷延鋼帯を光輝焼鈍炉を用いてフェライト+オーステナイトの二相域となる温度に加熱-冷却すすることにより、実質的にフェライト+マルテンサイト混合組織からなるHv300以上を有する鋼帯を得ることを特徴とする、耐応力腐食割れ感受性に優れる高強度複相組織ステンレス鋼帯の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  B21B 3/02 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/44
FI (4件):
C21D 9/46 Q ,  B21B 3/02 ,  C22C 38/00 302 H ,  C22C 38/44
Fターム (12件):
4K037EA01 ,  4K037EA05 ,  4K037EA12 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA20 ,  4K037EB11 ,  4K037EB14 ,  4K037FG03 ,  4K037FH05

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