特許
J-GLOBAL ID:200903004627190850

自動変速機の過熱対策装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-022528
公開番号(公開出願番号):特開平7-229556
出願日: 1994年02月21日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 自動変速機の過熱対策制御を、本当に過熱が懸念される運転状態に限って行わせ、それ以外の運転状態で不要に過熱対策制御がなされて、運転性が悪化するのを防止する。【構成】 コントローラ9はスロットル開度THおよび車速Vを制御因子とし、変速パターンに基づいて自動変速機2を変速制御するが、作動油温Cが過熱を示す値になると、変速パターンの変速線を高車速側にずらして低速段が選択され易くなるようにし、過熱対策制御を行う。しかしこの制御を、スロットル開度THの変化が少ない時に限って実行させ、急勾配の長い登坂路を走行する場合のように、本当に過熱が懸念される運転状態の時のみ実行させる。故に、それ以外の運転状態で不要に過熱対策制御がなされて運転性が悪化するのを防止し得る。
請求項(抜粋):
過熱検知手段により、自動変速機の作動流体温度が自動変速機の過熱を表す設定温度以上であることが検知される間、自動変速機を、発熱量が減少する制御状態にする自動変速機の過熱対策装置において、自動変速機に動力を入力する原動機の負荷状態の変化程度が基準よりも少ない原動機の安定負荷状態を検知する安定負荷状態検知手段を設け、該手段により原動機の安定負荷状態が検知される間のみ、前記過熱検知手段からの信号に応答した前記過熱対策装置による自動変速機の過熱対策制御がなされるよう構成したことを特徴とする自動変速機の過熱対策装置。
IPC (5件):
F16H 61/12 ,  F16H 61/10 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:72

前のページに戻る