特許
J-GLOBAL ID:200903004628591700

建機の油圧回路構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-009673
公開番号(公開出願番号):特開平6-221303
出願日: 1993年01月25日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【構成】 ブームや旋回等のアクチュエータの要求流量に応じてポンプ吐出流量を調節設定する経済的なロードセンシングを行うようにしたバックホウにおいて、各制御弁E内に装備された絞り弁とブームシリンダ等のアクチュエータ間に圧力補償弁を配備し、そのバネ側油室とアクチュエータの圧油供給下手側とを連通する油路、及び反バネ側油室と、圧力補償弁の圧油供給上手側かつ絞り弁の圧油供給下手側の部分とを連通する油路を夫々設けてアフターオリフィス構造を採り、かつ、パイロット弁Iの単位操作量に対する制御弁Eの切換シリンダHのストローク量の割合を変更設定可能な調節手段Cを設ける。【効果】 同時操作時に要求流量がポンプ流量を越えてもバランス良く駆動できる負荷制御が行え、軽快に操作できる油圧パイロット構造を採用し、その作業状況に応じた操縦特性が得られる操作性に優れた油圧回路構造を提供できた。
請求項(抜粋):
油圧駆動型のアクチュエータ(D)と、これに圧油を供給する可変容量型の油圧ポンプ(1)と、該油圧ポンプ(1)から吐出される圧油の供給方向を制御して前記アクチュエータ(D)に供給する制御弁(E)と、この制御弁(E)に内装されて前記アクチュエータ(D)への圧油供給経路に対して絞り作用する絞り弁(F)と、前記油圧ポンプ(1)の単位時間当たりの吐出油量を可変設定する調節アクチュエータ(2)と、この調節アクチュエータ(2)に対する圧力補償型の調節弁(3)とを備え、前記調節弁(3)のバネ側油室(3x)と前記絞り弁(F)に対する圧油供給下手側部分とを連通する油路(3t)、及び、前記制御弁(E)の圧油供給ポート又は該ポートに連通する油路と、前記調節弁(3)のバネ側油室(3x)に対向する反バネ側油室(3y)とを連通する油路(14)を備え、前記絞り弁(F)に対する圧油供給下手側であり、かつ、前記アクチュエータ(D)に対する圧油供給上手側に圧力補償弁(G)を配備し、これのバネ側油室(Gx)と前記アクチュエータ(D)に対する圧油供給下手側部分とを連通する油路(Gt)、及び前記圧力補償弁(G)の前記バネ側油室(Gx)に対向する反バネ側油室(Gy)と、該圧力補償弁(G)に対する圧油供給上手側であり、かつ、前記絞り弁(F)に対する圧油供給下手側とを連通する油路(Gk)を夫々設けるとともに、前記制御弁(E)をパイロット圧で操作するべく、該制御弁(E)を切換移動する操作アクチュエータ(H)と、この操作アクチュエータ(H)を制御するパイロット弁(I)とを設け、かつ、このパイロット弁(I)の単位操作量に対する前記制御弁(E)の作動ストローク量の割合を変更設定可能な調節手段(C)を設けてある建機の油圧回路構造。
IPC (4件):
F15B 11/00 ,  E02F 3/43 ,  E02F 9/22 ,  F15B 11/05
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭49-012468
  • 特開昭59-118286

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