特許
J-GLOBAL ID:200903004629893971

ポリオルガノシロキサンから多結晶質炭化ケイ素繊維の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ウオーレン・ジー・シミオール
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-401444
公開番号(公開出願番号):特開平6-101117
出願日: 1990年12月12日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 実質的に多結晶質の炭化ケイ素繊維の製造方法およびそれによって得られた製品を提供する。小直径で高温において熱安定性の繊維がられる。【構成】 本法は、最初にフエニルを含有するポリオルガノシロキサン樹脂からなるプレセラミック重合体前驅物質から繊維を成形し、次にその繊維を不融化して非溶融性にし、さらに熱分解工程においてその繊維を非酸化性雰囲気中の1600°C以上の温度に加熱して実質的に多結晶質の炭化ケイ素繊維を形成させる。得られた多結晶質の炭化ケイ素繊維は少なくとも75%の結晶化度と少なくとも2.9 g/cm 3の密度を有する。その重合体前驅物質又は繊維は少なくとも約0.2重量%のホウ素を含有している。このホウ素の添加は、繊維の成形前又は成形中、或いは不融化工程又は熱分解工程の少なくとも1つの間に行う。
請求項1:
(a) フエニルを含有するポリオルガノシロキサン樹脂からなるプレセラミック重合体前驅物質から繊維を成形する工程;(b) 前記繊維を不融化させる工程;および(c) 非酸化性雰囲気中で1600°C以上の温度において前記繊維を熱分解させる工程からなり;前記重合体前驅物質又は繊維が、工程(a)の前、又は工程(a)、(b)および(c)の少なくとも1つの間に、少なくとも0.2重量%のホウ素を含有又は混合していることを特徴とする多結晶質炭化ケイ素繊維の製造方法。
IPC (4件):
D01F 9/10 ,  C01B 31/36 ,  C04B 35/80 ,  C08G 77/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭63-053293
  • 特開昭53-081727

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