特許
J-GLOBAL ID:200903004630020868

ミキサ回路および周波数変換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-278681
公開番号(公開出願番号):特開平8-213848
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【課題】 良好な端子間アイソレーション特性や、高い変換利得を実現し、NFや消費電力を低減し、しかも安定したミキシング動作を行えるようにする。【解決手段】 FET1のドレインDに正の直流電源D1からの電源電圧を供給し、FET1のゲートGに入力整合回路3を通じてRF信号を入力して、そのRF信号を増幅する。FET2のゲートGに負の直流電源D2から負のバイアス電圧を印加し、FET2のゲートGに入力整合回路4を通じてLO信号を入力する。FET1のドレインから出力されたRF信号は、カップリングキャパシタCaを介して、FET2のドレインに入力されてLO信号と混合され、FET2のドレインDから出力整合回路5を通じてIF信号が出力される。【効果】 特に、マイクロ波帯(例えば1〜3GHz)の無線LANの各局や、PHSやDECT等の携帯電話機の無線機部分の用途に有用である。
請求項(抜粋):
少なくとも制御電極および駆動電極を有し、且つ、駆動電極に電源電圧が印加されているとき、制御電極に供給されている交流信号を増幅し、増幅された交流信号を駆動電極から出力する第1能動素子と、少なくとも制御電極および駆動電極を有し、且つ、駆動電極に流れる直流電流が飽和領域に属しているとき、制御電極に供給されている交流信号を駆動電極に供給されている交流信号と混合し、混合により得られた交流信号を駆動電極から出力する第2能動素子と、前記第1能動素子の駆動電極に電源電圧を印加しながら前記第1能動素子の制御電極に第1交流信号を供給する第1駆動手段と、前記第1能動素子の駆動電極から出力される交流信号を前記第2能動素子の駆動電極に供給しながら前記第2能動素子の制御電極に第2交流信号を供給する第2駆動手段と、前記第2能動素子の駆動電極に現れる信号から、前記第1交流信号の周波数と前記第2交流信号の周波数の和または差に相当する周波数を有する混合信号を取り出す出力手段とを備えたことを特徴とするミキサ回路。
IPC (2件):
H03D 7/12 ,  H03D 7/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-141011

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