特許
J-GLOBAL ID:200903004634979418

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-286634
公開番号(公開出願番号):特開平11-036826
出願日: 1997年10月20日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 当接部の滑らかな往復移動を可能とするバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 ベーン14aに有底の嵌合穴15が形成され、この嵌合穴15にピストンガイド30が圧入される。ストッパピストン1はフランジ部33、34でピストンガイド30と摺動する。ピストンガイド30が収容穴15に圧入される圧入部と、ピストンガイド30がストッパピストン31と摺動する摺動部とは、ストッパピストン31の移動方向において位置がずれ重なっていないので、収容穴15にピストンガイド30を圧入するときにピストンガイド30の圧入部が変形しても、ピストンガイド30の摺動部は変形しない。これにより、ピストンガイド30とストッパピストン31との摺動クリアランスはほぼ一定に保持され、ストッパピストン31は滑らかに往復移動できる。さらに、連通路30eの出入口部に逃がし面30f、30gを設けているので、ばりの脱落を防ぐ。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられるバルブタイミング調整装置であって、前記駆動軸とともに回転する駆動側回転体と、前記従動軸とともに回転し、流体圧力により前記駆動側回転体に対し相対回動駆動される従動側回転体と、前記両回転体にそれぞれ設けられる当接部および被当接部であって、互いに当接することにより前記駆動側回転体に対する前記従動側回転体の相対回動を拘束する当接部および被当接部、ならびに前記被当接部との当接方向へ前記当接部を付勢する付勢手段を有し、前記付勢手段の付勢力に抗し流体圧力により拘束解除方向に前記当接部を変位可能に構成される拘束手段と、前記当接部が設けられた一方の回転体に圧入され、前記当接部を往復移動方向に摺動可能に収容する支持部材とを備え、前記一方の回転体に圧入されている前記支持部材の圧入部と、前記当接部と摺動している前記支持部材の摺動部とは、前記当接部の往復移動方向に位置がずれていることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02
FI (2件):
F01L 1/34 E ,  F02D 13/02 H

前のページに戻る