特許
J-GLOBAL ID:200903004638747317

長周期ファイバ・グレーティング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-254395
公開番号(公開出願番号):特開平9-145941
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 温度に対する安定性が向上した長周期グレーティング装置を提供すること。【解決手段】 本発明者は、長周期グレーティング装置の温度敏感性が、コアとクラッドの屈折率が温度に対して異なる変化をすることに起因すると結論づけた。そして、本発明者は、さらに、クラッドのプロファイルとファイバの組成を設計し直すことにより、この異なる変化を抑制することができ、その結果、長周期グレーティングの温度敏感性を100°Cあたり4nm以下で、望ましくは100°Cあたり2nm以下に低下することができると結論づけた。この設計によって、長周期グレーティング装置を、温度制御や温度補償なしに使用することが出来る。
請求項(抜粋):
温度の変化に対して向上した安定性を有する長周期グレーティング装置であって、屈折率を有し、コア導波モードの実効屈折率がneff,coreで、その温度に対する変化速度がdneff,core/dTである、コアを有する光ファイバと、前記コアを囲み、neff,coreよりも小さい実効屈折率neff,claddingを有し、温度に対する平均変化速度がdneff,cladding/dTである、クラッド層とを備え、前記コアは、周期的な間隔Λづつ離れて配置された、その屈折率の複数の摂動を有することによって、中心波長λpの長周期グレーティングを形成し、dneff,cladding/dTは、dneff,core/dTに十分に近い値を有し、λpの温度に対する変化速度は4nm/100°C以下であることを特徴とする長周期ファイバ・グレーティング装置。
IPC (3件):
G02B 6/10 ,  G02B 6/00 306 ,  G02B 6/16
FI (3件):
G02B 6/10 C ,  G02B 6/00 306 ,  G02B 6/16

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