特許
J-GLOBAL ID:200903004640155141
ダイカストマシンのプランジャーチップの冷却方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北澤 一浩 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-360591
公開番号(公開出願番号):特開平6-198414
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 射出スリーブとプランジャチップ間のクリアランスを適正に保つダイカストマシンのプランジャチップの冷却方法を提供すること。【構成】 かじりが生じなかった射出シリンダ4の油圧を適正値とし、射出スリーブ1内に溶湯が存在していない状態、例えば射出後のプランジャチップ2の戻り動作時の射出シリンダの油圧を複数回測定してその平均値を演算する。平均値と適正値とを比較し、平均値が適正値以上ならば射出スリーブとプランジャチップ間のクリアランスが小さすぎることを意味し、比較結果に応答してプランジャチップへの冷却水供給量を増加させる。【効果】 摺動部のクリアランスが適正に維持されるので、かじりがなく鋳造品質が向上するとともに摺動部の寿命が増す。
請求項(抜粋):
金型内に溶湯を導入するために射出シリンダにより駆動され射出スリーブ内を往復摺動可能に設けられたプランジャーチップの冷却方法において、事前に該射出シリンダ内の適正な油圧を設定する適正値設定工程と、該スリーブ内に該溶湯が存在しない状態で該プランジャチップ動作時の該射出シリンダ内の油圧の任意の平均値を測定する平均値測定工程と、該平均値が該適正値より大きい場合に該プランジャーチップと該射出スリーブとのクリアランスを制御するために予め設定した時間該プランジャーチップへの通水量を増加させる通水量制御工程とを有することを特徴とするプランジャーチップの冷却方法。
IPC (2件):
引用特許:
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