特許

J-GLOBAL ID：200903004641989194

沸騰水型原子力発電プラント及びその水質制御方法

発明者： 会沢 元浩 ,  望月 健太 ,  植竹 直人 ,  石田 一成
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  日立エンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 本多 小平 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-256510
公開番号（公開出願番号）：特開平11-094989
出願日： 1997年09月22日
公開日（公表日）： 1999年04月09日
要約：

【要約】【課題】 原子力発電プラントにおける炉水中の放射能濃度を低くするためには、給水中の鉄および銅濃度の管理が有効であることを発見した。鉄および銅濃度の調整をするために適した設備と方法を提供することを課題とする。【解決手段】 炉水中の放射能濃度をより低くするためには、給水の鉄濃度はニッケル濃度の3倍以上に管理し、さらに給水中の銅濃度は鉄濃度の1/1000以上に管理する方法が有効であることを発見した。前記給水中の鉄および銅濃度の調整方法は、銅を0.1%以上含む鉄電極を電解して生成する懸濁液あるいは鉄電極および銅電極各々を電解し、それぞれの懸濁液を混合して注入する方法が有効と考え、鉄および銅の注入設備と濃度制御方法を発明した。

請求項（抜粋）：

給水中の鉄濃度、ニッケル濃度及び銅濃度を測定し、給水中の鉄濃度をニッケル濃度の2倍以上に調整し、かつ銅濃度を鉄濃度の1/1000以上に調整して炉水放射能濃度を低減する設備を設けたことを特徴とする沸騰水型原子力発電プラント。

IPC (2件)：

G21D 3/08 GDB ,  G21C 17/02 GDB

FI (2件)：

G21D 3/08 GDB G ,  G21C 17/02 GDB F