特許
J-GLOBAL ID:200903004643314054

分散管理機能協定型プラットフォームの管理権付与方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253440
公開番号(公開出願番号):特開平8-115304
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 管理権を付与されているユニットプラットフォームが過負荷状態に陥った場合、或いは故障により支障を来した場合に新たに軽負荷状態のユニットPFに対して管理権の付与を行う分散管理機能協定型プラットフォームの管理権付与方法を提供する。【構成】 管理権を付与されたユニットプラットフォーム(ユニットPF)が過負荷状態あるいは故障により支障を来した場合は、各ユニットPFは管理制御部30により故障診断、負荷状況診断を行い、この故障情報と負荷情報を基に管理権の付与されたユニットPF或いは他のユニットPF間で、正常且つ最も軽負荷状態のユニットPF選択して、新規に管理権を委譲する。【効果】 管理制御機能が正常に動作し得ない場合のシステムカバーを図り、管理制御機能の信頼性を高めることができる。
請求項(抜粋):
データベース群、特定の仕事を行うタスクモジュール群、及び前記データベース群とタスクモジュール群とを用いて一連の仕事を行うアプリケーションプログラム群、並びに前記データベース群、タスクモジュール群及びアプリケーションプログラム群をネットワークを介して結合する結合部であるユニットプラットフォームを複数個用いて構成される分散型処理システムにおける分散管理機能協定型プラットフォームの管理権付与方法であって、管理権を付与されたユニットプラットフォームは、自己の処理するアプリケーションプログラムの優先度や使用中のタスクモジュール、及び稼働にかかる時間の平均値等のような動作状況や負荷状況を診断し、該診断の結果、予め設定した負荷基準を越えて過負荷状態に陥り自己が過負荷であると診断した場合、又は自己の故障状況を診断し、該診断の結果、軽微な故障により支障を来たし自己が故障であると判断した場合に、全てのユニットプラットフォームへ管理権を放棄する救済情報を送信し、前記救済情報を受信した他の各ユニットプラットフォームは、自己の処理するアプリケーションプログラムの優先度や使用中のタスクモジュール、及び稼働にかかる時間の平均値等のような動作状況や負荷状況を診断し、該診断の結果に基づいて、自己の負荷情報を前記管理権の付与されているユニットプラットフォームへ通知し、前記管理権を付与されているユニットプラットフォームは、前記他の各ユニットプラットフォームから通知された負荷情報に基づいて、軽負荷状態のユニットプラットフォームを選択することにより、新規に管理権の付与されるユニットプラットフォームを決定し、該ユニットプラットフォームへ管理権の委譲を行うことを特徴とする分散管理機能協定型プラットフォームの管理権付与方法。
IPC (4件):
G06F 15/16 470 ,  G06F 15/16 380 ,  G06F 9/46 340 ,  G06F 11/34

前のページに戻る