特許
J-GLOBAL ID:200903004646205809

部材間のシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 駒津 敏洋 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-210599
公開番号(公開出願番号):特開平10-037326
出願日: 1996年07月22日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 シーリング材を凹部の両側面だけに接着させることができるようにし、かつシーリング材の凹部両側面への接着寸法を大きくすることができるようにする。【解決手段】 ボンドブレーク材10を、薄い帯板状の本体11と、本体11の両端部に脆弱部12を介し連結された接触部13とから構成する。ボンドブレーク材10の材料にシリコン等を混ぜ、シーリング材4が接着しないようにする。ボンドブレーク材10の幅寸法を、凹部3の幅員W2 よりも大きくし、かつ本体11の幅寸法を、凹部3の幅員W2 よりも小さくする。本体11の下面に、粘着層15を設ける。ボンドブレーク材10を、凹部3内に挿入してその底面に貼着した後に、凹部3内にシーリング材4を充填する。すると、シーリング材4は、凹部3の両側面にのみ接着し、かつ本体11が薄い帯板状をなしているので、シーリング材4の凹部3両側面への接着寸法を大きくすることができる。
請求項(抜粋):
隣位する部材間に形成された凹部内に、ボンドブレーク材を配置して凹部の底部に形成されている開口部を覆うとともに、ボンドブレーク材の外面側にシーリング材を充填して部材間をシールする部材間のシール装置において、前記ボンドブレーク材は、シーリング材との接着を防止する機能を有する薄い帯板状の本体と;本体の両側部にそれぞれ設けられ、ボンドブレーク材を凹部内に配置した際に凹部の側面にそれぞれ弾圧接触する接触部と;を備えていることを特徴とする部材間のシール装置。

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