特許
J-GLOBAL ID:200903004647966617

杭の施工法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保 司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-252108
公開番号(公開出願番号):特開平8-105045
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 杭体を構成する筒体1を地盤に建込むのに、この筒体1をオーガ2の外側に配置して、このオーガ2で掘削しながら建込み、かつ、掘削ヘッドを拡径掘削ヘッド9として、筒体1の先端部にセメントミルク等の固結材による杭の球根部10を設けるのに、筒体1の落下をこの筒体1を吊支することなく防止でき、しかも、杭の球根部10と筒体1とを一体化して球根部10の支持力を一層向上できる。【構成】 下端から途中までのスリットを周方向に適宜間隔で設けた短尺筒体3を筒体1の先端外周または内周に嵌着させ、支持地盤までオーガ2で掘削しながら筒体1を地盤に建込み、拡径掘削ヘッド9を拡径状態として上下動させ、セメントミルク等の固結材を注出して杭の球根部10を形成するとともにこの拡径掘削ヘッド9で短尺筒体3を押し広げて球根部10と一体化した後で、拡径掘削ヘッド9を縮径し、オーガ2を地上に引き上げる。
請求項(抜粋):
スクリュー軸の先端に拡径掘削ヘッドを有し、セメントミルク等の固結材を先端部から注出できるオーガを杭体を構成する筒体を貫通するように配置し、また、筒体先端に下方へ突出する分割片をスリットを介在させて周方向に配列し、支持地盤までオーガで掘削しながら筒体を地盤に建込み、この筒体より下方に位置する拡径掘削ヘッドを拡径状態として上下動させ、セメントミルク等の固結材を注出して杭の球根部を形成するとともにこの拡径掘削ヘッドで前記分割片を押し広げて球根部と押し広げた分割片を一体化した後で、拡径掘削ヘッドを縮径し、オーガを地上に引き上げることを特徴とする杭の施工法。
IPC (3件):
E02D 7/00 ,  E21B 7/00 ,  E21B 7/20
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-054019

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