特許
J-GLOBAL ID:200903004649790796

原子炉出力測定方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-087872
公開番号(公開出願番号):特開平10-282288
出願日: 1997年04月07日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 γ線温度計が故障しても、中性子検出器の感度校正や原子炉出力測定の精度を確保する。【解決手段】 γ線温度計の出力信号を予め設定された判定値と比較して故障を判定し、その判定により故障と判定されたγ線温度計の出力信号に基づいて校正される校正対象の中性子検出器を除き、健全なγ線温度計の校正対象の中性子検出器の出力信号に基づいて原子炉出力を測定することにより、原子炉出力測定の精度を確保し、又は故障と判定されたγ線温度計の出力信号を除いた健全なγ線温度計の出力信号に基づいて軸方向出力分布を測定し、あるいは熱的収支データに基づいて軸方向出力分布を求めるシミュレーション演算を修正することにより、軸方向出力分布の測定精度を確保する。
請求項(抜粋):
原子炉の炉心部の軸方向に挿入された保護管の内部に軸方向に沿って設置された複数の中性子検出器の出力信号に基づいて原子炉出力を測定するともに、前記保護管の内部に設置された複数のγ線温度計の出力信号に基づいて前記中性子検出器を校正する原子炉出力測定方法において、前記γ線温度計の出力信号を予め設定された判定値と比較して当該γ線温度計の故障の有無を判定し、故障と判定されたγ線温度計の校正対象の中性子検出器を除いた残りの中性子検出器の出力信号に基づいて前記原子炉出力を測定することを特徴とする原子炉出力測定方法。
IPC (2件):
G21C 17/108 GDB ,  G21C 17/10 GDB
FI (2件):
G21C 17/10 GDB G ,  G21C 17/10 GDB X

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