特許
J-GLOBAL ID:200903004654277398

水-油-水タイプの安定な複合エマルジョン系の製造方法及び化粧品としてのそれらの用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-295676
公開番号(公開出願番号):特開平5-279248
出願日: 1992年11月05日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】化粧品用に十分に適した水-油-水タイプの安定な複合多重エマルジョンの新規な製造方法を提供する。【構成】W/Oタイプの一次エマルジョンが各々好ましくは6〜10範囲内のHLB値を有する非イオン系ポリマー親油性乳化剤及び非イオン系ポリマー安定剤双方の存在下で製造される。第二プロセスステップにおいて、好ましくは12〜25の範囲内でより高いHLB値を有する親油性乳化剤を含有した水が転相が生じるまで一次エマルジョンに追加される。この第二プロセスステップにおける操作は逆転されず、即ち一次エマルジョンは水相に加えられないことが重要である。更にUVフィルター及びビタミンのような活性物質も水又は油相に各々加えてよい。第三プロセスステップにおいては水和剤及び/又はゲル化剤が加えられ、こうして多重エマルジョンの安定性を損なうことなく粘度を増加させる。
請求項(抜粋):
水-油-水(W/O/W)タイプの安定な複合エマルジョン系の製造方法であって、a)W/Oタイプの一次エマルジョンが、鉱油と、必要であれば更に脂肪酸のエステルの形で及び/又は脂肪アルコールの形で追加油成分と、更に必要に応じて水和及び/又はゲル化活性を有する成分を含有した水とから、いずれも過大なHLB値を有さない非イオン系ポリマー親油性乳化剤及び非イオン系ポリマー安定剤の存在下において高温で製造される;b)より高いHLB値を有する親水性乳化剤を含有したちょうど十分な水が、転相が生じるように環境温度でゆっくりと攪拌しながら剪断力を生じさせることなく、このエマルジョンに加えられ、必要に応じてステップ(a)で加えられた水和及び/又はゲル化活性を有する成分がW/O/Wエマルジョンの内部水相中に含有される;及び必要であればc)水和及び/又はゲル化活性を有する成分がこうして形成された複合W/O/Wエマルジョン中に環境温度で静かに攪拌しながら配合される;ことで特徴付けられる方法。
IPC (5件):
A61K 9/113 ,  A61K 7/00 ,  A61K 7/42 ,  A61K 31/215 ADA ,  A61K 31/355 ADL

前のページに戻る