特許
J-GLOBAL ID:200903004657757986

円筒状孔開け工具の装着構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-280806
公開番号(公開出願番号):特開平9-117814
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 ねじを用いない簡単な構造で、工具取付部に対する円筒状孔開け工具の着脱作業を容易にする。【解決手段】 工具取付部に外嵌される円筒状孔開け工具10のつけ根部に、軸方向部15と周方向部16とからなる抜け止め用切欠部14を形成する。この抜け止め用切欠部14内に侵入可能な突起であるピン22を工具取付部に設け、かつ、この工具取付部の周囲に筒状の回転止め部材40を配し、この回転止め部材40の先端面から回転止め部43を突出させる。そして、上記ピン22の上記軸方向部15から周方向部16への侵入により、工具つけ根部の抜けを規制し、このとき上記回転止め部43を上記軸方向部15に侵入させることにより、円筒状孔開け工具10と工具装着部材20との相対回転を規制する。
請求項(抜粋):
駆動源に連結される工具取付部の先端部外周面に円筒状孔開け工具のつけ根部が着脱可能に外嵌される円筒状孔開け工具の装着構造において、上記円筒状孔開け工具のつけ根部に、その端面からほぼ軸方向に切り込む軸方向部及びこの軸方向部の終端からほぼ周方向に切り込む周方向部からなる抜け止め用切欠部と、上記端部から軸方向に切り込む回転止め用切欠部とを形成し、上記工具取付部の先端部外周面に上記抜け止め用切欠部内に侵入可能な径をもつ突起を設けるとともに、上記工具取付部の周囲に回転可能で且つ軸方向に移動可能に装着され、その先端面に上記回転止め用切欠部内に嵌入可能な形状をもつ回転止め部が先端方向に向けて突設された筒状の回転止め部材と、この回転止め部材と上記工具取付部とのすき間に設けられ、上記回転止め部材を先端側に付勢するばね部材とを備え、上記工具取付部に、上記回転止め部が上記回転止め用切欠部内に侵入した状態で回転止め部材の工具取付部に対する相対回転を規制する規制部と、上記円筒状孔開け工具が外嵌される部分よりも手前側の位置であって上記突起が上記抜け止め用切欠部の周方向部に侵入した状態で上記回転止め用切欠部から周方向に外れた待機位置に上記回転止め部を係止する係止部とを設けたことを特徴とする円筒状孔開け工具の装着構造。

前のページに戻る