特許
J-GLOBAL ID:200903004665315291

圧延ロールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-043568
公開番号(公開出願番号):特開平5-237518
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【構成】 図1に本発明者が行なった、2回のダル加工によるロールのRskを示す。縦軸は、2回目のショットブラスト後のRskを示す。横軸は、2回目のショットブラストのグリットの番手を1回目との比で示している。なお、1回目のショットブラストのグリットの番手は、#120と#240とで実施した。図1より、2回目のグリット番手が、1回目のグリット番手の1/3から2/3のときに、ロールのRskが-0.3以下かつ-0.6以上となることがわかる。【効果】 本発明によれば、Rsk-0.3以下の圧延ロールを安価に、かつ、効率よく製造できる。また、このロールを用いた圧延後の鋼板のRskを十分大きい値にできるので、焼鈍時の密着焼付きを容易に回避できる。そのため、歩留り向上を容易に図ることができ、工業上大きな価値のある発明である。
請求項(抜粋):
ショットブラストを用いて圧延ロールに第1回のダル加工を施し、その後、第1回目のダル加工に用いたショットブラスト用グリットの番手の1/3から2/3の番手のグリットを用いて、前記圧延ロールに第2回目のショットブラストによるダル加工を施すことにより、この圧延ロールの表面粗さを-0.6≦Rsk≦-0.3とすることを特徴とする圧延ロールの製造方法。
IPC (3件):
B21B 27/00 ,  B21B 27/02 ,  B24C 1/06

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