特許
J-GLOBAL ID:200903004665637990

薄肉パイプ旋削用防振具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-035102
公開番号(公開出願番号):特開平9-225704
出願日: 1996年02月22日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 旋削する薄肉パイプ内に挿入して表面旋削時のびびり振動を効果的に抑制することができ、しかもその着脱が容易でロボットラインによる旋削加工に適する薄肉パイプ旋削用防振具を提供する。【解決手段】 旋削する薄肉パイプ(P) の内径と同じ外径をもつ円筒材を軸方向に小切削幅で切断して円周方向で複数に分割されると共に、各切断部(2a)同志を突き合わせて筒状に組み合わされ、かつ外周に複数の締結溝(3) を長さ方向に等ピッチに設けてなる分割筒状の防振本体(2) を、各締結溝(3) 内に装着した弾性締結リング(4) で外周側から一体に締結してなる構成の防振具(1) とする。【効果】 旋削時の回転による遠心力で、各防振本体外周面が薄肉パイプ内面に密着してびびり振動を抑制でき、また停止時には防振本体の組み合わせ径を旋削対象の薄肉パイプ内径よりも小さくして容易に着脱できる。
請求項(抜粋):
旋削する薄肉パイプの内部に挿入され、該薄肉パイプを内側からバックアップして表面旋削時のびびり振動を抑制する薄肉パイプ旋削用防振具であって、前記薄肉パイプの内径と同径の外径をもつ円筒材を軸方向に小切削幅で切断して円周方向で複数に分割されると共に、その切断部を突き合わせて筒状に組み合わされ、かつ外周に複数の締結溝を長さ方向に等ピッチに設けてなる分割筒状の防振本体と、この防振本体の各締結溝内に装着され、該分割筒状の防振本体を外周側から一体に締結する弾性材からなる弾性締結リングとを具備してなることを特徴とする薄肉パイプ旋削用防振具。
IPC (3件):
B23B 25/00 ,  B23Q 1/76 ,  B32B 5/08
FI (3件):
B23B 25/00 Z ,  B32B 5/08 ,  B23Q 1/24 S

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