特許
J-GLOBAL ID:200903004665891080

超音波検査法でのドップラー角の調整方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-312470
公開番号(公開出願番号):特開平9-182752
出願日: 1996年11月22日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 ドップラー角を問題の血管の軸の近傍に位置する開始点の前の指定に基づいてグレーレベルの画素の2次元マトリックスの形を取る超音波検査画像を用いて超音波検査励起ラインの方向と血管の軸との間の所定の最適値に近い値に調整する方法を提供する。【解決手段】 それは最初の励起方向に対するドップラー角DA1の第一の測定をなし、該ドップラー角DA1をドップラー角の所定の最適値DAooptと比較し、角度差の値Δθ=|DAopt-DA1|を得、それを第一の位置から概略DAoptであるドップラー角DA2を形成する第二の位置へ変えるためにΔθの値により超音波検査の励起の方向の自動的な電子的補正をなす各段階を含むドップラー角の自動調整方法。
請求項(抜粋):
超音波検査画像での血管のトレースにおけるドップラー角の測定方法であって、該トレースのすぐ近傍の指定された点から開始し、a) 該開始点からの、光線に沿って分布する選択された点のグレーレベルのヒストグラムを提供するために超音波画像をトラバースする光線の第一の等方性トレーシングをなし、b) 該選択された点のグレーレベルを少なくとも2つのクラスCL1 ,CL2,...,内に分類するために該ヒストグラムにアルゴリズムを適用し、2つの隣接するクラスはグレーレベルで表わされる閾値T1,T2,...,により分離され、下の閾値Ti-1 を境界とするクラスの一つCLi は該画像内の血管の壁のグレーレベルを表わし、c) グレーレベルが等しいかそれ以上の各光線に対する第一の点P1を、閾値Ti-1 が座標x(n),y(n)を有するN画素の集合の形で該血管の表わす該開始点からの光線の第二のトレーシングで決定し、d) 該N画素の集合から慣性軸の傾きaを【数1】のように決定し、ここで(S)は:【数2】を意味し、e) ドップラー角の計算は:DA=Arc tg(a)の様に行なう、ドップラー角の測定方法。
IPC (3件):
A61B 8/06 ,  G01F 1/06 ,  G06T 1/00
FI (3件):
A61B 8/06 ,  G01F 1/06 ,  G06F 15/62 390 D

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