特許
J-GLOBAL ID:200903004672166285

二重化ディスク処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-337237
公開番号(公開出願番号):特開平6-187102
出願日: 1992年12月17日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】ファイルシステムの破壊と計算機システムの長時間停止を回避する。【構成】第1及び第2のディスク装置22,23からなる二重化ディスク装置21を有する計算機システム11において、システム11内のOS12等のバグに起因した論理的不整合を検出するエラー検出部15を設け、不整合検出時に第2のディスク装置23のデータ更新を停止し、該システム12内のメモリ13(13a)に格納されたディスクの更新データを第2のディスク装置23に保存させ、保存後に論理的不整合を訂正する。訂正後に第1のディスク装置22を用いてデータ更新処理を継続し、通常のシステム動作状態からシステムを監視する試行期間に移行する。さらに、試行期間にシステムを監視して不整合のないことを確認して試行期間を終了するシステム監視部14を設け、試行期間終了後に第2のディスク装置23のデータ更新処理を再開し、二重化ディスク装置21の通常のシステム動作状態に復帰する。
請求項(抜粋):
同一のデータ更新処理をパラレルに行なう第1のディスク装置及び第2のディスク装置からなる二重化ディスク装置を有する計算機システムにおいて、この計算機システム内のソフトウェアバグに起因した論理的不整合を検出するエラー検出手段と、このエラー検出手段による不整合検出時に、上記第2のディスク装置のデータ更新処理を停止した後、該システム内のメモリ上にバッファリングされているディスクの更新データを上記第2のディスク装置に保存する保存手段と、この保存手段での保存処理後に上記論理的不整合を訂正する訂正手段と、この訂正手段での上記論理的不整合の訂正後に上記第1のディスク装置を用いてデータ更新処理を継続し、通常のシステム動作状態から上記システムを監視する試行期間に移行する移行手段と、この移行手段による試行期間にシステムを監視して論理的不整合のないことを確認し、試行期間を終了させる監視手段と、上記試行期間終了後に上記第2のディスク装置によるデータ更新処理を再開し、二重化ディスク装置の通常のシステム動作状態に復帰する復帰手段とを具備したことを特徴とする二重化ディスク処理方式。

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