特許
J-GLOBAL ID:200903004673536868

光波形計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-195898
公開番号(公開出願番号):特開平11-037850
出願日: 1997年07月22日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 構成が簡単で計数率が高く高精度の測定が可能な時間相関光子計数型の光波形計測装置を提供する。【解決手段】 被測定光源1から出力された所定の繰り返し周期を有する被測定光の光子は、光検出器2に入射され、電気パルスに変換される。この電気パルスはプリアンプ3を経て、光子数解析装置4とタイミングピックアップ回路5にそれぞれ送られる。光子数解析装置4では、周期中に検出した光子数を判定し、タイミングピックアップ回路5は、周期中の最初の光子に対応する電気パルスを抽出する。光子検出頻度解析部6は、これらの信号を基にして、周期中に検出した光子数が1個の時のみにその光子の到着時刻を求める。波形出力装置6は、周期を細分化した時間範囲ごとに光子の検出回数を積算して、光子の発生頻度を求める。この発生頻度が被測定光の光波形に対応する。
請求項(抜粋):
所定の繰り返し周期を有する被測定光の光強度の時間変化を表す光波形を計測する光波形計測装置において、前記被測定光の一部が入射され、光子の到達に対応してパルス幅あるいはパルスの立ち上がり時間が前記繰り返し周期より十分に短く、1個以上の略同時に到達した光子数に対応する電荷量のパルス信号を出力する光検出器と、前記光検出器の出力パルス信号を基にして、前記繰り返し周期の1周期中に検出した光子数を算出して出力する光子数解析装置と、前記光検出器の出力パルス信号を基にして、前記1周期の間に最初に検出した光子に対応する出力パルス信号のみを抽出して出力するタイミングピックアップ回路と、前記光子数解析装置で算出した光子数が1のみの周期に対応する前記タイミングピックアップ回路の出力を基にして、該1周期中に該光子を検出した時刻を求め、その検出時刻の範囲に応じて検出回数を積算して光子の検出頻度情報を求める光子検出頻度解析部と、前記光子頻度解析部の出力を基に前記被測定光の波形を再現して出力する波形出力装置と、を備えることを特徴とする光波形計測装置。
IPC (2件):
G01J 11/00 ,  G01N 21/64
FI (2件):
G01J 11/00 ,  G01N 21/64 Z

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