特許
J-GLOBAL ID:200903004676865838

回転運動から往復運動への、およびその逆の変換機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-419213
公開番号(公開出願番号):特開平7-091514
出願日: 1990年12月14日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】回転運動から往復運動への、およびその逆の変換メカニズムに関し、接線方向の弾性ひずみのみならず、慣性および重力による接線方向の応力が生ずることによる、回転体の漸進的移動を防ぐ。【構成】回転運動から直線運動へ、およびその逆への変換を可能とし、一方が回転可能で、もう一方が円形の、それぞれころがり面を導く軸沿いに移動する様に強制される相互に対向した1組の構成要素4,5と、相互に対向し、波形の外形を有するころがり面7,8と、ころがり面7,8間に堅固に、等間隔に挿入され、これによりころがり面上をすべらずに回転する、多くともころがり面7,8の波の数に相当する数の回転体14、および構成要素4,5と回転体14との間で、相互接触を保証するように、軸力を第2の構成要素5上に生じさせることができる押し付け装置26とを備えた変換機構。
請求項(抜粋):
軸線(a)まわりの回転運動より同一軸線沿いの線形の往復運動へのおよびその逆への変換を可能とする機構(1,30,44,55,67)において:前記の軸線(a)と同軸で、そのまわりで回転可能な第1の構成要素(4)と;回転を防止され、前記軸線(a)沿いの移動運動を強制される、前記第1の構成要素と同軸で、且つ前記第1の構成要素に向かい合う、第2の構成要素(5)であって、これらの構成要素(4,5)は、相互に向かい合う、それぞれ円形波形ころがり面(それぞれ7および8)を形成し、かかるころがり面(7,8)の断面は、この機構と同軸の円筒状表面により、平面上に展開される波形の外形を有し、各波の山の曲率最小半径(R1)が、波の谷の最小曲率半径(R2)を上廻るような第1と第2の構成要素(4,5)と;前記のころがり面間に挿入され、最大でも前記のころがり面(7,8)の波の数と同数の、複数の回転体(14,68)と;前記の構成要素(4,5)と前記の回転体(14,68)との間で相互接触を保証する様に、軸力を生じさせることが出来る押し付け装置(26,35,60)とを備えるとともに、前記の外形の1つの波の最大仰角が、前記の回転体(14,68)と前記のころがり面(7,8)との間のすべり摩擦角(β)の2分の1を上廻ることを特徴とする変換機構。
IPC (3件):
F16H 25/12 ,  F16H 21/30 ,  F16H 21/50

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