特許
J-GLOBAL ID:200903004682888327

光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-226048
公開番号(公開出願番号):特開平10-055552
出願日: 1996年08月08日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】本発明はフォーカスゆらぎの少ないフォーカス差信号を得るとともに、再生分解能を向上させた光ピックアップ装置を提供する。【解決手段】光ピックアップ装置10は、受光素子11が8つの受光領域11A〜11Hに分割され、演算回路12が8つの受光領域11A〜11Hの出力a〜hから(a+e+c+g)-(f+b+d+h)を演算して、フォーカス差信号Foを求めて加算回路16に出力する。演算回路13は受光素子11の0次受光領域11A〜11Dの出力a〜dの和を演算し、この和信号(a+b+c+d)の交流成分をAC結合回路14で取り出して定数倍回路15で定数倍して加算回路16に出力する。加算回路16はフォーカス差信号Foと和信号の交流成分の定数倍を加算して補正フォーカス差信号AFoを生成する。補正フォーカス差信号AFoはゆらぎのあるフォーカス差信号Foを0次受光領域11A〜11Dの和信号の交流成分で補正したものであり、フォーカスゆらぎが少ない。
請求項(抜粋):
光源からの光をトラックを有する情報記録媒体上に集光し、当該光情報記録媒体からの反射光に光学系により前記トラックに対して略45度方向の非点収差を与えて、受光素子に集光照射する光ピックアップ装置において、前記受光素子は、前記トラックからの前記反射光のうち、0次光を主に受光する位置に配置された4つの0次受光領域と、0次光と+1次光または0次光と-1次光を受光する位置に配置された4つの1次受光領域と、の8つの受光領域を有し、前記0次受光領域の受光量を当該4つの0次受光領域の位置関係において一方向回りにa、b、c、dとし、前記1次受光領域の受光量を当該4つの1次受光領域の位置関係において一方向回りにe、f、g、hとしたとき、(a+e+c+g)-(f+b+d+h)を演算してフォーカス差信号を生成するフォーカス差信号演算手段と、(a+b+c+d)を演算する和信号演算手段と、前記和信号演算手段の演算した和信号の交流成分を取り出す交流成分取出手段と、前記フォーカス差信号演算手段の演算したフォーカス差信号と前記交流成分取出手段の取り出した前記和信号の交流成分を加算して補正フォーカス差信号を生成する加算手段と、を備えたことを特徴とする光ピックアップ装置。
IPC (4件):
G11B 7/09 ,  G02B 7/36 ,  G11B 7/12 ,  G11B 7/135
FI (4件):
G11B 7/09 B ,  G11B 7/12 ,  G11B 7/135 A ,  G02B 7/11 D

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