特許
J-GLOBAL ID:200903004683876500

車両用駆動力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-038844
公開番号(公開出願番号):特開平8-230504
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 車両の旋回特性をより改善できると共に制御の安定性を確保できる車両用駆動力調整装置を提供することにある。【構成】 無段変速機13を備え、これは第1プーリ15と第2プーリ20とに無端ベルト22が掛け渡され、両プーリ15,20の可動シーブ23,24には無端ベルト22の巻き掛け半径を変化させて変速比γを可変とする変速手段Aが装着され、特に、CVTECU32からなる変速手段Aは、変速比演算手段A1として、一対の回転センサ27,28の検出信号により、実際の変速比ρr(=VRR/VRL)を演算し、変速比決定手段A2として車両の車体速度V、操蛇角δf、ヨーレートγrに基づいて、変速比ρrからの変速比増減量Δρを決定し、変速操作手段A3として変速比増減量Δρを基に可動シーブ23,24を摺動させ、移動トルクΔTの付加によりヨーモーメントMを車両に加える。
請求項(抜粋):
第1回転軸と第2回転軸との間に介装され、上記第1回転軸に連結され可動シーブを有する第1プーリと、上記第2回転軸に連結され可動シーブを有する第2プーリと、上記第1プーリと上記第2プーリとを連結する無端ベルトと、上記第1プーリと上記第2プーリとの少なくとも何れか一方の上記可動シーブを摺動させる上記無端ベルトの巻き掛け半径を変化させて上記第1回転軸と上記第2回転軸との変速比を可変とする変速手段とからなる無段変速機を備えた車両用駆動力調整装置において、上記変速手段が、上記第1回転軸側の回転速度を検出する第1回転速度検出手段と、上記第2回転軸側の回転速度を検出する第2回転速度検出手段と、上記第1回転速度検出手段により検出された上記第1回転軸側の回転速度と上記第2回転速度検出手段により検出された上記第2回転軸側の回転速度との回転速度差に対応した上記無段変速機の変速比を演算する変速比演算手段と、車両の走行状態に基づいて、上記変速比演算手段により演算された上記変速比からの変速比増減量を決定する変速比決定手段と、同変速比決定手段により決定された上記変速比からの変速比増減量を基に上記可動シーブを摺動させる変速操作手段と、を備えたことを特徴とする車両用駆動力調整装置。
IPC (4件):
B60K 23/04 ,  F16H 9/00 ,  F16H 61/02 ,  F16H 59:46
FI (3件):
B60K 23/04 E ,  F16H 9/00 ,  F16H 61/02
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る