特許
J-GLOBAL ID:200903004685856167

原子力プラント機器材料の劣化寿命診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-132321
公開番号(公開出願番号):特開2003-329791
出願日: 2002年05月08日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】【課題】原子力プラントの機器材料に対して適切な時期に予防保全、的確なメンテナンスおよび機器交換を行うことができるように精度の高い劣化寿命診断方法を提供する。【解決手段】各機器に発生する損傷は、環境、原子力プラントの運転履歴、機器製造状態等による複合的な影響によって生じている。そこで、本発明では材料劣化および寿命に関連した影響因子によって、想定される劣化事象に指数値を設定し、その指数値から危険度を診断する。原子力プラントの各機器の情報データベース1には水質環境2、プラント運転履歴3、照射量4、劣化度測定値5、溶接履歴6、使用材料の化学成分7、機器の材料製造履歴8、予防保全処理履歴9および機器形状10のデータが蓄積される。これらの情報を併せながら診断を行う。第1の診断Aでデータから各機器ごとの劣化事象に対して劣化度指数を決定し、第2の診断Bで各劣化度指数に対して危険度を判断する。
請求項(抜粋):
原子力プラントの運転履歴データと、前記原子力プラントの起動時、定常運転時および停止時における水質環境データと、定期検査の劣化度測定で測定した機器材料データと、機器材料の溶接履歴データと、機器材料の照射量と、機器の形状と、機器材料の化学成分データと、各機器の材料製造履歴と、各機器の予防保全処理の履歴からなる前記機器材料の情報に基いて、想定される各機器の劣化事象に対して劣化度指数値を決定し、それぞれの劣化度指数値に対して危険度を判断することによって前記機器材料の劣化および寿命を診断することを特徴とする原子力プラント機器材料の劣化寿命診断方法。
IPC (2件):
G21C 17/003 ,  G21C 17/00
FI (2件):
G21C 17/00 E ,  G21C 17/00 X
Fターム (8件):
2G075CA02 ,  2G075DA15 ,  2G075EA03 ,  2G075FB08 ,  2G075FB16 ,  2G075FB18 ,  2G075GA21 ,  2G075GA34

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