特許
J-GLOBAL ID:200903004686885322

仮想空間制御方法、仮想空間制御装置、および仮想空間制御プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-060779
公開番号(公開出願番号):特開2001-250123
出願日: 2000年03月06日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 仮想空間を体験する人が、仮想空間内の物体を違和感無く移動させる移動手段を提供する。【解決手段】 ベクトル算出部14で、頭、首、腰に装着したセンサ21〜23の位置の位置情報に基づいて上半身の傾きを示す上体近似ベクトルを、肩、肘、手に装着したセンサ24〜26の位置の位置情報に基づいて腕近似ベクトルを算出する。傾き算出部15と移動速度算出部16で上体近似ベクトルの傾きの大きさに応じた速度を算出する。加速度算出部17と力算出部18で速度から力の大きさを算出する。また、力方向算出部19で腕近似ベクトルから力の方向を算出する。そして、分解部20と判定部21で力の大きさと力の方向から物体を移動させるか否か決定する。その判定結果に基づいて表示部22から画像表示装置3に指示して画像を表示させる。
請求項(抜粋):
実空間上の人間の動きに応じて仮想空間内の物体が移動するように表示画像を変化させる仮想空間制御方法であって、人の質量を測定するステップと、人体に複数のセンサを装着するステップと、人間の歩く平面をX-Y平面、これに垂直な直線をZ軸とする空間における前記複数のセンサの位置を計測するステップと、前記複数のセンサの内の少なくとも2つのセンサの位置から、該センサの装着位置ないしその近傍を通る近似直線上で、人物の腰から頭に向かう方向を有する上体近似ベクトルを算出するステップと、前記複数のセンサの内の少なくとも2つのセンサの位置から、該センサの装着位置ないしその近傍を通る近似直線上で、人物の肩から手に向かう方向を有する腕近似ベクトルを算出するステップと、前記上体近似ベクトルとZ軸がなす角度を人体の傾きとして求めるステップと、前記人体の傾きから、前記センサを装着した人物の移動速度を決定するステップと、前記移動速度を決定したときの前回の移動速度決定時からの時間的変化から移動加速度を算出するステップと、前記質量と前記移動加速度から前記物体に加えられる力の大きさを算出するステップと、前記腕近似ベクトルの方向から前記物体にかかる力の方向を算出するステップと、前記力の大きさと前記力の方向から前記物体に加えられる水平方向の力と垂直方向の力を算出するステップと、前記水平方向の力が、前記物体の質量、前記垂直方向の力、前記物体と床面の間の静止摩擦係数により決まる静止摩擦力より大きいかどうか判定するステップと、前記水平方向の力が前記静止摩擦力より大きいと判定されると、仮想空間内に表示されている物体を移動させるステップを有する仮想空間制御方法。
IPC (3件):
G06T 15/00 ,  G06F 3/00 680 ,  A63F 13/00
FI (4件):
G06F 3/00 680 C ,  A63F 13/00 F ,  A63F 13/00 A ,  G06F 15/62 360
Fターム (10件):
2C001BA02 ,  2C001BC01 ,  2C001BC03 ,  2C001BC08 ,  2C001CA09 ,  5B050BA08 ,  5B050BA11 ,  5B050EA07 ,  9A001DD12 ,  9A001HH29

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