特許
J-GLOBAL ID:200903004689832122

高出力レーザパルス位相補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-332369
公開番号(公開出願番号):特開平11-149098
出願日: 1997年11月17日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 石英ガラスを大出力レーザ用の固体媒質SBS位相共役鏡として使用した場合においても該石英ガラスの損傷が生じることなく広い波長範囲に適応可能で且つ波面歪みを生じさせない回析限界の出力を取り出させたり、照射の一様性の改善を可能にする位相補償装置の提供。【解決手段】 本発明は、固体媒質として石英ガラスを用い、かつ励起パルス幅を音波の緩和時間より長く設定し(例えば15ns)、長焦点距離(例えばf500mm)レンズによりビームを絞ることにより相互作用長を長く取ることで入射エネルギー密度が1J/cm2 (ピーク強度50MW)という高エネルギー光に対してもレーザ損傷を生じないで高いSBS反射率を有する位相共役鏡が構成できる。
請求項(抜粋):
波長範囲が略0.2〜2.3μm、パルス寿命が10nsec以上1μsec、出力15mJ/パルス以上のパルスレーザと、SBS位相共役鏡媒質と焦点距離が250〜1000mmの集光レンズと、吸収係数が5×10-4以下の石英ガラスを媒質にしたSBS位相共役鏡を組み合わせてなる高出力レーザパルス位相補償装置。
IPC (3件):
G02F 1/35 ,  H01S 3/02 ,  H01S 3/10
FI (3件):
G02F 1/35 ,  H01S 3/10 Z ,  H01S 3/02 Z
引用文献:
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