特許
J-GLOBAL ID:200903004696479489

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-049787
公開番号(公開出願番号):特開2004-156578
出願日: 2003年02月26日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
【課題】減圧弁およびこの減圧弁を駆動するための減圧弁駆動回路を不要としながらも、減速時のコモンレール圧力の降圧性能を向上する。【解決手段】噴射なましを実施している期間、つまり実コモンレール圧力が減速前の目標コモンレール圧力から減速後の目標コモンレール圧力に追従するまでの期間に、その期間外よりも多段噴射の噴射回数を多くすることで、インジェクタ動的リーク量が多くなる。これにより、実コモンレール圧力が減速前の目標コモンレール圧力から減速後の目標コモンレール圧力まで降圧する降圧性または追従性を向上することができる。したがって、エンジンの各気筒の燃焼室内にインジェクタから必要以上に高い圧力の燃料が噴射供給される期間を短縮できるので、エンジンの燃焼状態が緩慢となり、燃焼音等のエンジン騒音を改善することができる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
(a)燃料の噴射圧力に相当する高圧燃料を蓄圧するコモンレールと、 (b)吸入した燃料を加圧して前記コモンレール内に圧送する燃料供給ポンプと、 (c)エンジンの気筒内に燃料を噴射する噴射孔を開閉するノズルニードル、このノズルニードルの動作制御を行う圧力制御室、この圧力制御室内に供給される高圧燃料を燃料系の低圧側に溢流させることで前記ノズルニードルを開弁方向に駆動するニードル駆動手段、および前記ノズルニードルを閉弁方向に付勢するニードル付勢手段を有するインジェクタと、 (d)燃料の噴射圧力に相当する実燃料圧力を検出する燃料圧力検出手段と、(e)前記エンジンの運転状態または運転条件に応じて目標燃料圧力を決定する燃料圧力決定手段と、 (f)前記燃料圧力検出手段によって検出された実燃料圧力と前記燃料圧力決定手段によって設定された目標燃料圧力との圧力差に応じて前記燃料供給ポンプの燃料吐出量を変更して、前記コモンレール内の燃料圧力を制御する燃料圧力制御手段と、 (g)定常走行時から減速走行に移行する期間に、前記圧力制御室内に供給される高圧燃料を燃料系の低圧側に溢流させる燃料溢流量を、前記燃料圧力検出手段によって検出された実燃料圧力が前記燃料圧力決定手段によって設定された目標燃料圧力に略一致するまで、前記目標燃料圧力と前記実燃料圧力とが一致するときの前記燃料溢流量の標準量に対して増加させる燃料溢流量増加手段と を備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02D41/12 ,  F02D41/38 ,  F02M47/00
FI (5件):
F02D41/12 375 ,  F02D41/38 A ,  F02M47/00 C ,  F02M47/00 E ,  F02M47/00 F
Fターム (32件):
3G066AA07 ,  3G066AC09 ,  3G066BA22 ,  3G066BA61 ,  3G066CC05T ,  3G066CC08U ,  3G066CE22 ,  3G066DA01 ,  3G066DA11 ,  3G066DB17 ,  3G066DC09 ,  3G066DC11 ,  3G066DC17 ,  3G301HA02 ,  3G301JA03 ,  3G301JA04 ,  3G301JA37 ,  3G301KA16 ,  3G301LB16 ,  3G301LB17 ,  3G301LC08 ,  3G301MA11 ,  3G301MA23 ,  3G301MA26 ,  3G301NA01 ,  3G301ND01 ,  3G301ND41 ,  3G301NE06 ,  3G301NE23 ,  3G301PB03A ,  3G301PB08A ,  3G301PE01A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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