特許
J-GLOBAL ID:200903004708754782

液晶表示装置及び液晶表示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-186420
公開番号(公開出願番号):特開平10-031456
出願日: 1996年07月16日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、大幅なハードウェアの追加を要することなく、映像表示の際に生じる極性反転構造に基づく模様の流動現象を抑制する液晶表示装置及び液晶表示方法を提供することである。【解決手段】 液晶プロジェクタ1では、3枚の液晶パネルのうち少なくともG液晶パネルについては、コントローラ34からイクスクルーシブ・ノア・ゲートEXN35を介して入力されるEXN35出力FRP′に従って、極性反転回路37により他の液晶パネルを交流駆動するための極性反転パターンに対し、偶数フィールドの場合にのみ、1H毎に交互に反転される極性が正反対となる極性反転パターンが生成され、該極性反転パターンによりG液晶パネルを交流駆動する。よってG液晶パネルでは、極性反転構造に基づく縞模様の流動方向が他の液晶パネルにおける前記縞模様の流動方向とは逆になり、合成表示される映像において前記縞模様の流れが互いに打ち消し合って相殺され、前記流動現象が抑制される。
請求項(抜粋):
複数の信号線と複数の走査線とをマトリクス状に配設し、これらの信号線と走査線との各交点に表示素子を接続した液晶パネルを複数有し、この各液晶パネルに配設された前記走査線について、隣接する走査線の組合せを1フィールド毎に交互に変更し、映像入力信号に応じた走査タイミングで前記各走査線の組合せを順次同時に走査する走査手段と、前記各液晶パネルに配設された前記各信号線に入力される映像入力信号の極性を、前記走査タイミング毎に正と負に交互に反転させて前記各表示素子を交流駆動する映像駆動手段と、を備え、前記各液晶パネルに生成された映像を合成して表示する液晶表示装置において、前記映像駆動手段により前記走査タイミング毎に正と負に交互に反転される映像入力信号の極性反転パターンを、1フィールドおきに反転制御するパターン制御手段を備え、前記映像駆動手段は、このパターン制御手段により制御される極性反転パターンに基づいて、前記複数の液晶パネルのうち少なくとも1つの液晶パネルに入力される前記映像入力信号の極性を反転させて、当該液晶パネルの前記各表示素子を交流駆動することを特徴とする液晶表示装置。
IPC (3件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 505 ,  H04N 9/31
FI (3件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 505 ,  H04N 9/31 A

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