特許
J-GLOBAL ID:200903004710076236
溶融成形用結晶性ポリイミドの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 勝 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-371195
公開番号(公開出願番号):特開2000-191778
出願日: 1998年12月25日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】【課題】 溶融時の熱安定性に優れた溶融成形用結晶性ポリイミドの製造方法の提供。【解決手段】 (3)及び/又は(4)で末端封止された(1)90-99.9,(2)10-0.1モル%よりなるポリイミドの製造において、反応に使用する1,3-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼンが高分子量の不純物を含有しないものを使用する。【化1】
請求項(抜粋):
共重合体主鎖骨格が、化学式(1)[化1]で表される繰り返し単位90〜99.9モル%、及び、化学式(2)[化1]で表される繰り返し単位10〜0.1モル%を含んで構成され、共重合体分子末端が、化学式(3)[化1]及び/又は化学式(4)[化1]で構成され、かつ、数式(1)[数1]により計算される溶融粘度比MRが、数式(2)[数2]に示される数値範囲にあることを特徴とする、溶融成形用結晶性ポリイミドの製造方法であって、前記ポリイミドを製造する重合反応の反応系に装入する単量体として、化学式(5)[化2]で表されるジアミン、すなわち、1,3-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン、化学式(6)[化2]で表されるテトラカルボン酸二無水物、及び、化学式(7)[化2]で表されるテトラカルボン酸二無水物、すなわち、3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物を使用し、並びに、末端封止剤として、化学式(8)[化2]で表されるモノアミン、及び/又は、化学式(9)[化2]で表されるジカルボン酸無水物を使用し、かつ、化学式(5)[化2]で表される1,3-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼンが、当該1,3-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼンよりも高い分子量の不純物を含有しないものであることを特徴とする、溶融時の熱安定性に優れた溶融成形用結晶性ポリイミドの製造方法。【化1】(化学式(2)において、Yは、4価の芳香族基であり、化学式(3)において、Vは、1価の芳香族基であり、化学式(4)において、Tは、2価の芳香族基である。)【化2】(化学式(6)におけるYは、化学式(8)におけるVおよびは化学式(9)におけるTはそれぞれ化学式(2)、化学式(3)および化学式(4)におけるY、V、Tと同じ意味を表す。)【数1】 MR = MV30 ÷ MV5 (1)(数式(1)において、MV5は、試料を420°Cで5分間保持して溶融させ、30〜500[sec-1]の範囲の剪断速度で測定した溶融粘度([Pa・sec])であり、MV30は、試料を420°Cで30分間保持して溶融させ、30〜500[sec-1]の範囲の剪断速度で測定した溶融粘度([Pa・sec])である。)【数2】 1.0 ≦ MR ≦ 1.5 (2)(数式(2)において、MRは、数式(1)により計算される溶融粘度比である。)
Fターム (34件):
4J043PA04
, 4J043PA08
, 4J043PB23
, 4J043QB15
, 4J043QB31
, 4J043RA35
, 4J043SA06
, 4J043SB01
, 4J043TA22
, 4J043TB03
, 4J043UA122
, 4J043UA132
, 4J043UA141
, 4J043UA142
, 4J043UA152
, 4J043UA262
, 4J043UB022
, 4J043UB062
, 4J043UB122
, 4J043UB131
, 4J043UB132
, 4J043UB152
, 4J043UB282
, 4J043UB302
, 4J043UB402
, 4J043VA021
, 4J043VA051
, 4J043XA14
, 4J043XA16
, 4J043XA17
, 4J043XA19
, 4J043ZA07
, 4J043ZB51
, 4J043ZB55
引用特許:
審査官引用 (6件)
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特開昭61-143433
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特開平1-110530
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特開平1-123830
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