特許
J-GLOBAL ID:200903004710238473

近赤外線吸収化合物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-294337
公開番号(公開出願番号):特開平8-225752
出願日: 1995年11月13日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【解決手段】 式(1)のハロゲン化フタロシアニンと少なくとも1種の式(2)の2-アミノチオフェノール誘導体を塩基の存在下に反応させて近赤外線吸収化合物を得る。【化1】(Xは例えば、ハロゲン原子であり、nは4〜16の整数、Mは2価の金属原子、3価または4価の置換金属またはオキシ金属。)【化2】(RはH、アルキル基、アリール基、Yはアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、mは0〜4であるが、数種の式(2)を反応させる場合、全てのRがHとなることはない。)【効果】 低コストで、かつ、簡便に、高耐光性を有する高溶解型フタロシアニン系近赤外線吸収化合物を製造する方法を提供する。
請求項(抜粋):
一般式(1)で表されるフタロシアニンと、少なくとも一種の一般式(2)で表される2-アミノチオフェノール誘導体を塩基の存在下に反応させて得られる近赤外線吸収化合物の製造方法。【化1】〔式(1)中、Xは各々独立にハロゲン原子、水酸基、置換または未置換のアルコキシ基、置換または未置換のアリールオキシ基、置換または未置換のアルキルチオ基、置換または未置換のアリールチオ基、置換または未置換のアルキルアミノ基、置換または未置換のアリールアミノ基、置換または未置換のアルキルアリールアミノ基を表し、隣合うXが二つのヘテロ原子を通じて5員環あるいは6員環を形成してもよく、nは4〜16の整数を表し、Mは2価の金属原子あるいは3価または4価の置換金属またはオキシ金属を表す。ただし、Xのうちの少なくとも4個はハロゲン原子である。〕【化2】〔式(2)中、Rは水素原子、置換または未置換のアルキル基、あるいは置換または未置換のアリール基を表し、Yは各々独立に置換または未置換のアルキル基、置換または未置換のアリール基、置換または未置換のアルコキシ基、あるいは置換または未置換のアリールオキシ基を表し、mは0〜4の整数を表す。但し、数種類の式(2)を反応させた場合、全ての式(2)のRが同時に水素原子となることはない〕
IPC (5件):
C09B 47/22 ,  C07D487/22 ,  C09B 47/20 ,  C09K 3/00 105 ,  G02B 5/22
FI (5件):
C09B 47/22 ,  C07D487/22 ,  C09B 47/20 ,  C09K 3/00 105 ,  G02B 5/22
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • フタロシアニン化合物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-074231   出願人:三井東圧化学株式会社
  • 特開平4-292671
  • 特開平4-320466
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