特許
J-GLOBAL ID:200903004714955439

画像読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213268
公開番号(公開出願番号):特開平9-065074
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】スリットの位置調整および絞り調整を迅速に行うことができ、これにより、高い効率で高精度の画像読取が可能な画像読取装置を提供する。【解決手段】原稿移動によるスリット走査で原稿を光電的に読み取る装置であって光源を点灯した状態でスリットを移動して、イメージセンサによって、このスリット移動による光量の変化を測定し、光量が安定して高いスリットの位置を検出して、スリットの位置を調整するスリット位置の調整手段と、イメージセンサによって光量を測定し、絞りの調整量と光量との関係から絞りが最適となる予測値を演算し、絞りを調整して再度光量測定を行う操作を所定回数繰り返し、その中で絞りが最適になれば設定し、絞りが最適とならない場合には、ここから段階的な絞りの調整を行う絞りの調整手段とを有することにより、前記目的を達成する。
請求項(抜粋):
固定された長尺な光源と、前記光源と同方向に延在するスリットと、前記スリットをその長手方向と直交する方向に移動する移動装置と、前記スリットの長手方向と直交する方向に原稿を移動する走査装置と、原稿画像を担持するスリット光の焦点を調整する結像レンズと、スリット光の光量を調整する絞りと、スリット光を光電的に読み取るイメージセンサとを有し、さらに、読取条件の変更に伴う光学系の調整が行われた後の原稿画像の読み取りに先立ち、光源を点灯した状態で前記移動装置によって前記スリットを移動して、前記イメージセンサによって、このスリット移動による光量の変化を測定し、光量が安定して高いスリットの位置を検出して、前記移動装置によってこの位置にスリットの位置を調整するスリット位置の調整手段と、前記スリット位置調整の後に、前記イメージセンサによって光量を測定し、予め定められている絞りの調整量と光量との関係から絞りが最適となる予測値を演算し、絞りを調整して再度光量測定を行う操作を、多くとも所定回数繰り返し、所定回数以内に絞りが最適になればその状態に絞りを設定し、他方、この操作を所定回数を行った後でも絞りが最適とならない場合には、ここから段階的な絞りの調整を行う絞りの調整手段とを有することを特徴とする画像読取装置。

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