特許
J-GLOBAL ID:200903004719840591

ディジタルフィルタおよび画像処理装置における輪郭補正回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-050878
公開番号(公開出願番号):特開平5-260348
出願日: 1992年03月09日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】回路規模を最小限にして複数の周波数特性を有するディジタルフィルタを用いて強調周波数を変化できる輪郭補正回路。【構成】入力信号Inは単位遅延素子D1〜D6にて所定のサンプリング周波数にてサンプリングされて、乗算器M1〜M7にてそれぞれの係数が乗算され第1と第2の分岐出力を経て、第1の加算器A1、インバータI1〜I4を介して第2の加算器A2に入力する。第1の分岐出力を受ける加算器A1から第1の周波数特性を有する第1のフィルタ出力が得られる。インバータI1〜I4を介し第2の分岐出力を受ける第2の加算器A2から第1の加算器A2の出力と異なる第2の周波数特性を有する第2のフィルタ出力が得られる。これらは変更可能な係数k1,k2 が乗算器M8,M9 にて乗算され、第3の加算器A3にて加算され、所望の周波数特性を有する出力Out が得られ輪郭強調処理に適用される。
請求項(抜粋):
入力信号を所定のサンプリング間隔にて順次サンプリングして該サンプリング信号にそれぞれ所定の係数を乗算し、これらを加算して所定の通過帯域の出力信号を得るディジタルフィルタにおいて、該ディジタルフィルタは、入力信号を所定のサンプリング間隔にて順次サンプリングするための複数の単位遅延手段と、該単位遅延手段のサンプリング信号に所定の係数をそれぞれ乗算する複数の乗算手段であって、少なくとも2以上の分岐出力を有する乗算手段と、該乗算手段の一の分岐出力群からの出力信号を直接、加算するための第1の加算手段と、前記乗算手段の他の分岐出力のうちいくつかの出力を反転させる複数の反転手段と、該反転手段を介した前記乗算手段からの他の分岐出力群の出力信号をそれぞれ加算するための第2、第3・・・、第N(Nは2以上の自然数)の加算手段とを備えることを特徴とするディジタルフィルタ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-084979
  • 特開平3-066266

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