特許

J-GLOBAL ID：200903004721757723

塩感応性ポリマー

発明者： 小松 正典 ,  土岐 育子
出願人/特許権者： ライオン株式会社
代理人 (1件)： 中村 稔 (外8名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-291704
公開番号（公開出願番号）：特開平5-125123
出願日： 1991年11月07日
公開日（公表日）： 1993年05月21日
要約：

【要約】【構成】 アクリル酸30〜75重量%、アルキル基の炭素数が8〜12の(メタ)アクリル酸アルキルエステル5〜30重量%と、アルキル基の炭素数が2〜4の(メタ)アクリル酸アルキルエステル20〜40重量%から成る共重合体であり、且つ当該アクリル酸部分の中和率が50モル%以下であることを特徴とする水溶性で塩感応性のポリマー。【効果】 通常の水道水には溶解するが、一価のイオンより成る中性の無機塩(例、NaCl、KCl 、KBr など)を0.5重量%以上含む水に対しては溶解しないので、不織布や紙等のバインダーとして使用した場合に体液湿潤時の強度と液の浸透性の両方を満足する。

請求項（抜粋）：

(A)アクリル酸30〜75重量%と、(B)一般式〔1〕:CH2=C(R)COOR1 - 〔1〕(式中、Rは水素又はメチル基、R1は炭素数が8〜12のアルキル基)で表される一種以上のビニルモノマー5〜30重量%と、(C)一般式〔2〕:CH2=C(R2)COOR3 - 〔2〕(式中、R2は水素又はメチル基、R3は炭素数が2〜4のアルキル基)で表される一種以上のビニルモノマー20〜40重量%から成る共重合体であり、且つ当該アクリル酸部分の中和率が50モル%以下であることを特徴とする水溶性で塩感応性のポリマー。

IPC (2件)：

C08F220/06 MLR ,  C08L 33/02 LHR