特許
J-GLOBAL ID:200903004727255223
車輪支持用転がり軸受ユニット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
森 哲也
, 内藤 嘉昭
, 崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-333586
公開番号(公開出願番号):特開2006-142916
出願日: 2004年11月17日
公開日(公表日): 2006年06月08日
要約:
【課題】 フランジの薄肉化を実現しつつフランジの面振れを抑制でき、且つ、現行形状のユニットの代換品としても使用可能な車輪支持用転がり軸受ユニットを低コストで提供する。【解決手段】 車輪支持用転がり軸受ユニットのハブ輪1及び外輪を、C含有率が0.45質量%以上0.60質量%以下、Si含有率が0.20質量%以上1.5質量%以下、Mn含有率が0.60質量%以上1.2質量%以下、Cr含有率が0.03質量%以上0.8質量%以下の鋼からなる素材に対して熱間加工により所定形状に粗成形する。次に、ハブ輪1の外周面に形成される車輪取付用フランジ12を、冷間鍛造により所定形状に成形する。次に、ハブ輪1及び外輪3に焼入れ処理及び焼戻し処理を施す。そして、車輪取付用フランジ12をなす鋼のオーステナイト結晶粒の長軸の短軸に対する比を2以上20以下とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
外周面に内輪軌道面が形成されたハブ輪と、このハブ輪の端部に外嵌され且つその外周面に内輪軌道面が形成された内輪と、前記ハブ輪の内輪軌道面及び前記内輪の内輪軌道面に対応する複列の外輪軌道面が形成された外輪と、前記内輪軌道面及び前記外輪軌道面間に転動自在に配設された複数の転動体と、を備え、前記ハブ輪及び前記外輪のうち回転側となる軌道輪の外周面にはフランジが形成され、このフランジの側面に制動用回転体と車輪とが固定された状態で使用される車輪支持用転がり軸受ユニットにおいて、
少なくとも前記回転側となる軌道輪は、C含有率が0.45質量%以上0.60質量%以下、Si含有率が0.20質量%以上1.5質量%以下、Mn含有率が0.60質量%以上1.2質量%以下、Cr含有率が0.03質量%以上0.8質量%以下の鋼からなる素材に対して熱間加工により所定形状に成形が施された後、さらに前記フランジに対して冷間加工による成形が施され、その後焼入れ処理及び焼戻し処理が施されて得られ、
前記フランジは、オーステナイト結晶粒の長軸の短軸に対する比が2以上20以下となっていることを特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニット。
IPC (9件):
B60B 27/00
, B60B 35/18
, C21D 9/40
, C22C 38/00
, C22C 38/18
, F16C 19/18
, F16C 33/62
, F16C 33/64
, F16D 65/12
FI (11件):
B60B27/00 B
, B60B27/00 K
, B60B35/18 A
, C21D9/40 A
, C22C38/00 301Z
, C22C38/18
, F16C19/18
, F16C33/62
, F16C33/64
, F16D65/12 T
, F16D65/12 X
Fターム (35件):
3J058AA48
, 3J058AA53
, 3J058AA62
, 3J058AA87
, 3J058BA21
, 3J058BA23
, 3J058CB14
, 3J058CB17
, 3J058EA06
, 3J058EA37
, 3J058FA01
, 3J101AA03
, 3J101AA32
, 3J101AA43
, 3J101AA54
, 3J101AA62
, 3J101AA72
, 3J101BA70
, 3J101DA03
, 3J101DA09
, 3J101DA11
, 3J101EA02
, 3J101FA01
, 3J101FA15
, 3J101FA44
, 3J101GA03
, 4K042AA22
, 4K042BA03
, 4K042BA10
, 4K042CA06
, 4K042DA01
, 4K042DA02
, 4K042DB01
, 4K042DC02
, 4K042DC03
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
車輪軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-285815
出願人:エヌティエヌ株式会社
-
ハブユニット軸受外輪およびその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-131479
出願人:エヌティエヌ株式会社
-
車軸用軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-219463
出願人:光洋精工株式会社
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