特許
J-GLOBAL ID:200903004729555453

方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-307055
公開番号(公開出願番号):特開2000-129356
出願日: 1998年10月28日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】【課題】 インヒビターを使用しないで方向性電磁鋼板を製造する場合に、従来懸念された、鋼板板厚の限定、二次再結晶方位集積度の劣化および表面酸化被膜がないことに起因する鉄損の劣化を解決する。【解決手段】 次の条件下で方向性電磁鋼板を製造する。(1) 鋼スラブ中のO含有量を30 ppm以下に抑制する。(2) 最終仕上焼鈍前の酸化物被膜を含む鋼板全体において、不純物中少なくともAl含有量を 100 ppm以下、B, V, Nb, Se, S, PおよびNの含有量をそれぞれ50 ppm以下に抑制する。(3) 最終仕上焼鈍中、少なくとも 850〜950 °Cの温度域における鋼中N量を6〜80 ppmの範囲に制御する。
請求項(抜粋):
C:0.12wt%以下、Si:1.0 〜8.0 wt%、Mn:0.005 〜3.0 wt%を含有し、インヒビター成分は含有しない鋼スラブを、熱間圧延し、ついで必要に応じて熱延板焼鈍を施したのち、1回または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚に仕上げ、ついで必要に応じて脱炭焼鈍を施し、さらに必要に応じて焼鈍分離剤を塗布してから、最終仕上焼鈍を施す一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造方法において、(1) 鋼スラブ中のO含有量を30 ppm以下に抑制すること、(2) 最終仕上焼鈍前の酸化物被膜を含む鋼板全体において、不純物中少なくともAlの含有量を 100 ppm以下、B, V, Nb, Se, S, PおよびNの含有量をそれぞれ50 ppm以下に抑制すること、(3) 最終仕上焼鈍中、少なくとも 850〜950 °Cの温度域における鋼中N量を6〜80 ppmの範囲に制御することを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (8件):
C21D 8/12 ,  B21B 3/02 ,  B21B 45/00 ,  C21D 9/46 501 ,  H01F 1/16 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/60
FI (8件):
C21D 8/12 C ,  B21B 3/02 ,  B21B 45/00 A ,  C21D 9/46 501 A ,  C22C 38/00 303 V ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16 B
Fターム (23件):
4K033AA02 ,  4K033HA01 ,  4K033HA03 ,  4K033JA04 ,  4K033LA01 ,  4K033LA02 ,  4K033MA02 ,  4K033MA03 ,  4K033RA04 ,  4K033SA02 ,  4K033SA03 ,  4K033TA01 ,  5E041AA02 ,  5E041AA11 ,  5E041AA19 ,  5E041BC01 ,  5E041HB00 ,  5E041HB05 ,  5E041HB07 ,  5E041HB09 ,  5E041HB11 ,  5E041NN01 ,  5E041NN18

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