特許
J-GLOBAL ID:200903004737684033

既存建築物の免震工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343996
公開番号(公開出願番号):特開平10-184033
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 既存建築物に免震施工を行うに際して、柱の断面積を大きくすることなく免震装置を取り付ける。【解決手段】 既存の柱1の中間部に免震装置の設置領域SE を定める。設置領域SE の上部及び下部に中間部鋼板11、コーナー部鋼板14、接続部鋼板15を接着した後に各部鋼板の隣接縁部を溶接する。続いて、設置領域SE の側方に上下方向へ4本の補強金具20を配設し、その上下端部を接続部鋼板15の側面に連結する。然る後に、設置領域SE の柱を取り除いて免震装置23を設置し、補強金具20を切断して取り外す。
請求項(抜粋):
既存の柱の中間部に免震装置の設置領域を定め、該設置領域の上部及び下部の四側面に柱の幅より狭小の中間部鋼板を接着し、一方、該中間部鋼板の両側の柱の角部には、床面或いは天井面に近い位置に該中間部鋼板に隣接してコーナー部鋼板を接着するとともに、前記設置領域を挟んで上下に対峙した位置に中間部鋼板に隣接して接続部鋼板を接着し、続いて、該中間部鋼板とコーナー部鋼板と接続部鋼板の各隣接縁部を溶接して三者を一体化し、更に、前記設置領域の側方に上下方向へ4本の補強金具を配設し、夫々の補強金具の上下端部を上下の接続部鋼板の側面に連結し、然る後に、前記設置領域の柱を取り除いて免震装置を設置し、続いて、前記補強金具を切断して取り外すことを特徴とする既存建築物の免震工法。
IPC (4件):
E04G 23/02 ,  E04B 1/36 ,  E04H 9/02 ,  F16F 15/04
FI (4件):
E04G 23/02 F ,  E04B 1/36 B ,  E04H 9/02 ,  F16F 15/04 A

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