特許
J-GLOBAL ID:200903004739565589

血液ポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 向山 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-103731
公開番号(公開出願番号):特開2006-280573
出願日: 2005年03月31日
公開日(公表日): 2006年10月19日
要約:
【課題】 位置センサを用いることなく、インペラ軸方向浮上量を容易かつ確実に算出できる算出機能を備えた血液ポンプ装置を提供する。【解決手段】 血液ポンプ装置1は、本体部5と、制御機構6を備える。本体部5は、ハウジング20と、ハウジング内で回転するインペラ21と、インペラ21を回転させるためのモータ34を備える。ポンプ装置1は、モータ電流値、血液粘度値、インペラ回転数値およびあらかじめ測定した多数のインペラ軸方向浮上量における、血液粘度値もしくはヘマトクリット値、モータ電流測定値およびモータ回転数値を入力層データとし、各入力層データに関するインペラ浮上量を教師データとして、ニューラルネットワークを用いて算出した入力層データとインペラ浮上量との関係式であるインペラ軸方向浮上量関連関係式を用いて、インペラ軸方向浮上量を演算する演算部58を有する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
血液流入ポートと血液流出ポートとを有するハウジングと、磁性体を備え、前記ハウジング内で回転し、回転時の遠心力によって血液を送液するインペラとを有する遠心ポンプ部と、前記遠心ポンプ部の前記インペラを吸引しかつ回転させるためのインペラ回転トルク発生部とを備える遠心式血液ポンプ装置であり、かつ、前記インペラ回転トルク発生部側のハウジング内面もしくは前記インペラの前記インペラ回転トルク発生部側の面に設けられた動圧溝形成部を備え、前記ハウジングに対して前記動圧溝によりインペラが非接触状態にて回転する遠心式血液ポンプ装置であって、 該血液ポンプ装置は、血液粘度値またはヘマトクリット値を入力する血液測定データ入力部と、インペラ回転数測定機能もしくはインペラ回転数算出機能と、モータ電流値計測機能と、インペラ軸方向の浮上量を演算する演算部を備えており、 該演算部は、あらかじめ測定した多数のインペラ軸方向浮上量における、血液粘度値もしくはヘマトクリット値、モータ電流測定値およびモータ回転数値を入力層データとし、前記各入力層データに関するインペラ軸方向浮上量を教師データとして、ニューラルネットワークを用いて算出した入力層データとインペラ軸方向浮上量との関係式であるインペラ浮上量関連関係式を記憶する関係式記憶部と、 前記インペラ浮上量関連関係式、前記血液測定データ入力部に入力された血液粘度値もしくは入力されたヘマトクリット値より演算された血液粘度値、前記インペラ回転数測定または算出機能より得られるインペラ回転数値、前記モータ電流値計測機能により得られるモータ電流測定値もしくはその補正値とを用いて、前記血液粘度値および前記モータ電流測定値ならびに前記インペラ回転数値におけるインペラ軸方向浮上量を演算するインペラ軸方向浮上量演算機能を備えていることを特徴とする血液ポンプ装置。
IPC (1件):
A61M 1/10
FI (1件):
A61M1/10 535
Fターム (11件):
4C077AA02 ,  4C077DD08 ,  4C077HH03 ,  4C077HH09 ,  4C077HH12 ,  4C077HH19 ,  4C077JJ08 ,  4C077JJ19 ,  4C077JJ26 ,  4C077KK25 ,  4C077KK27
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-91396号公報
  • 遠心式液体ポンプ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-002584   出願人:テルモ株式会社, NTN株式会社

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