特許
J-GLOBAL ID:200903004740076559

高清浄度極低炭素鋼の溶製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-039454
公開番号(公開出願番号):特開平5-239537
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 RH真空脱ガス装置を用いた極低炭素鋼、中でも清浄度の高い極低炭素鋼の溶製方法における、効率の良い脱酸処理を実現する。【構成】 精錬炉で脱炭した溶鋼を収容した取鍋において、その浴上のスラグ中のFeO およびMnO の合計濃度を5wt%以下に調整したのち、この取鍋にRH真空脱ガス装置を設置し、該装置の真空槽内に導入した溶鋼浴面上に、少なくともRH真空脱ガス処理の一部の期間にわたり、上吹きランスから酸化性ガスを吹きつけ、次いでRH真空脱ガス処理の終了後に溶鋼へAlを添加し、引き続き溶鋼浴面に対し上記上吹きランスから、CaO を50wt%以上含有するフラックス粉を溶鋼1t当たり3kg以上吹きつける。
請求項(抜粋):
RH真空脱ガス装置にて極低炭素鋼を溶製するに際し、まず、精錬炉で脱炭した溶鋼を取鍋内に収容し、その取鍋内浴面上に、出鋼中もしくは出鋼後に還元剤を添加することによって、FeO およびMnO の合計濃度が5wt%以下となるように調整されたスラグを形成し、ついで、その取鍋にRH真空脱ガス装置を設置したのち、該装置の真空槽内に導入した溶鋼浴面上に、少なくともRH真空脱ガス処理の一部の期間にわたり、上吹きランスから酸化性ガスを吹きつけ、次いでRH真空脱ガス処理の終了後の溶鋼にAlを添加し、引き続き、その溶鋼浴面に対して上記上吹きランスから、CaO を50wt%以上含有するフラックス粉を溶鋼1t当たり3kg以上吹きつけることを特徴とする高清浄度極低炭素鋼の溶製方法。
IPC (3件):
C21C 7/10 ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/072
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-277711
  • 特開昭50-036307
  • 極低炭素鋼の溶製方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-031863   出願人:川崎製鉄株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-277711
  • 特開昭50-036307

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