特許
J-GLOBAL ID:200903004741528216

油圧緩衝器の圧側減衰力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-338929
公開番号(公開出願番号):特開平8-183488
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 主に中高速域の減衰力の不足をなくして、理想に近い減衰力特性を得られるようにする。【構成】 バルブハウジング内に軸方向移動可能に設けられて、中心軸に沿って油孔73が設けられたセンタロッド72と、該センタロッド72の外周に取り付けられて、上記バルブハウジング6内シリンダ2下部および外部タンク8に通じる第1の油室110,第2の油室109および中間油室106をそれぞれ隔成する第1のリーフバルブ98および第2のリーフバルブ95と、上記中間油室106および上記第2の油室109に連通する上記油孔73の開口部を開閉するニードルバルブ79とを有し、ピストンロッド4の圧行程時には、上記第2のリーフバルブ95およびニードルバルブ79を開いて全速度域で減衰力を発生させ、上記第2の油室109および第1の油室110間における設定レベルを超えた差圧の発生時には、第2のリーフバルブ95および第1のリーフバルブ98を開いて中高速域で減衰力を発生させる。
請求項(抜粋):
油圧緩衝器本体のシリンダ下部と外部タンクとの間に連設されたバルブハウジングに設けられ、上記シリンダ内におけるピストンロッドの侵入体積分に応じた作動油を、減衰力を発生させながら上記外部タンクに収容する油圧緩衝器の圧側減衰力調整装置において、上記バルブハウジング内に軸方向移動可能に設けられて、中心軸に沿って油孔が設けられたセンタロッドと、該センタロッドの外周に取り付けられて、上記バルブハウジング内に上記シリンダ下部および外部タンクに通じる第1の油室,第2の油室および中間油室をそれぞれ隔成する第1のリーフバルブおよび第2のリーフバルブと、上記中間油室および上記第2の油室に連通する上記油孔の開口部を開閉するニードルバルブとを設け、上記ピストンロッドの圧行程時には、上記第1のリーフバルブおよびニードルバルブを通して全速度域で減衰力を発生させ、上記第2の油室および中間油室間における設定レベルを超えた差圧の発生時には、第2のリーフバルブを開いて中高速域で減衰力を発生させる油圧緩衝器の圧側減衰力調整装置。
IPC (2件):
B62K 25/02 ,  F16F 9/44

前のページに戻る