特許
J-GLOBAL ID:200903004742082254

ホットメルトインクジェットプリンタのヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-305328
公開番号(公開出願番号):特開平10-146963
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 印刷中のインクの逆流防止及びスムーズなパージングを可能とするために副室内に設けた入口圧接弁及び出口圧接弁の密閉性を確実にすることができるホットメルトインクジェットプリンタのヘッドを提供することである。【解決手段】 インクタンク10の副室13の副室入口22bを密閉するための圧接弁28と、副室13の副室出口21bを密閉するための圧接弁27とを有する弁開閉レバー24をレバー台座25に揺動可能に支持し、その弁開閉レバー24は、板バネ26の作用により、常にはその圧接弁28が副室入口22bを密閉する方向に付勢されると共に、パージ時には、カム50のカム面50bによって、前記板バネ26の作用に抗する方向に揺動され、その圧接弁27が前記副室出口21bを密閉する。そして、密閉性を高めるために、前記圧接弁28の圧接面が平面形状に、また、前記圧接弁27の圧接面が球面形状にそれぞれ形成される。
請求項(抜粋):
ホットメルトインクを加熱溶融して溜めておくことができる主室、副室、及び前記主室と前記副室とを結ぶ連通路からなるインクタンクと、前記ホットメルトインクを被記録媒体に噴射するノズルヘッドと、前記主室から前記ノズルヘッドへ前記ホットメルトインクを供給するための往路と、前記ノズルヘッドから前記副室へ前記ホットメルトインクを帰還させるための復路とを備えるホットメルトインクジェットプリンタのヘッドにおいて、前記復路から前記副室への副室入口を密閉するための入口圧接弁と、前記副室から前記連通路への副室出口を密閉するための出口圧接弁と、前記入口圧接弁を一端付近に、前記出口圧接弁を他端付近に備え、両圧接弁の中間に設けられる揺動支点において揺動可能に支持される圧接弁支持腕と、該圧接弁支持腕の前記揺動支点付近から略真上方向に伸びるレバー部材と、前記圧接弁支持腕を前記入口圧接弁が閉じる側に常時付勢することで前記副室入口の密閉を図る付勢手段と、前記レバー部材を前記付勢手段の付勢に抗する方向に揺動させる作動部を有する抗付勢手段とを備え、前記入口圧接弁の圧接面は平面形状、前記出口圧接弁の圧接面は球面形状であることを特徴とするホットメルトインクジェットプリンタのヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/015 ,  B41J 2/175
FI (2件):
B41J 3/04 103 S ,  B41J 3/04 102 Z

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