特許
J-GLOBAL ID:200903004742874290

動圧軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-299326
公開番号(公開出願番号):特開平9-177767
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 環境温度変化に伴う動圧力及び軸受ロスの変動を良好に減少させて軸受特性を向上させるとともに、軸受の内面や動圧発生用溝を高精度且つ容易に形成することを可能とする。【手段】 動圧発生用溝が形成されるべき部材24を、銅又は銅合金からなる銅系材料より熱膨張係数が小さい金属材により構成すると共に、動圧発生用溝が形成されるべき部材の表面には被削性の良好な銅又は銅合金からなる動圧発生用溝形成用の加工層Aを備えることによって、銅合金そのものを軸受の素材として用いたり、ステンレスのみで軸を形成した従来のものに比して、軸受クリアランスの変化と潤滑流体の粘性変化の影響を低減させるとともに、良好な加工性を得るように構成したもの。
請求項(抜粋):
軸及び軸受の対向動圧面の少なくとも一方に動圧発生用溝を有し、上記対向動圧面間に充填した潤滑流体の動圧によって上記軸と軸受とを相対的に回転移動可能に支承する動圧軸受装置において、上記軸及び軸受のうち前記動圧発生用溝が形成される側の部材は、銅又は銅合金からなる銅系材料より熱膨張係数が小さい金属材からなり、該金属材の動圧面形成側に上記銅系材料からなる加工層を形成し、この加工層の表面を動圧面とすると共に上記加工層に動圧発生用溝を形成したことを特徴とする動圧軸受装置。
IPC (2件):
F16C 17/02 ,  F16C 33/12
FI (2件):
F16C 17/02 A ,  F16C 33/12 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平1-210611
  • 特開平4-046218
  • 特開昭63-036945
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