特許
J-GLOBAL ID:200903004745985425

水不溶性有機固形物の超臨界水処理方法及び超臨界水反応装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 斌 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-085930
公開番号(公開出願番号):特開2000-279915
出願日: 1999年03月29日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 超臨界水反応により焼却飛灰等を長期間にわたり安定して処理できる処理方法及び超臨界水反応装置を提供する。【解決手段】 本超臨界水反応装置は、被処理水の供給系統を除いて、従来の超臨界水反応装置と同じ構成の空気供給系統、予熱器14、反応器12、及び反応器12以降の流出系統を備えている。本装置は、被処理水の供給系統40として、攪拌機42を有する中和槽44と、サイクロン46と、攪拌機48を有する希釈槽50とを備えている。水不溶性有機固形物、例えば飛灰中のダイオキシン類を超臨界水処理する際には、本装置を使って、飛灰水スラリからなる被処理水を中和槽で中和し、中和された被処理水をサイクロン46で固形物分離し、固形物濃度が高く、塩類濃度が低い第1の被処理水を反応器に送入する。これにより、飛灰水スラリを反応器12に送入する際に、管壁等に付着して閉塞等のトラブルを発生させる塩類を予め飛灰水スラリから除去しているので、従来のような閉塞、局所加熱等のトラブルが生じない。
請求項(抜粋):
水不溶性有機固形物からなる処理対象物と、水溶性無機塩類及び中和により水溶性無機塩類を生成する金属類の少なくともいずれかとを含むスラリ状の被処理水を反応器に導入し、超臨界水の存在下で被処理水を超臨界水反応により処理する方法において、被処理水を中和する中和工程と、中和された被処理水に固形物分離処理を施して、固形物濃度が高い第1の被処理水と、第1の被処理水より固形物濃度が低い第2の被処理水とに分離する分離工程とを備え、第1の被処理水を反応器に送入することを特徴とする水不溶性有機固形物の超臨界水処理方法。
IPC (3件):
B09B 3/00 ,  B01J 3/00 ,  C02F 11/06 ZAB
FI (3件):
B09B 3/00 304 G ,  B01J 3/00 A ,  C02F 11/06 ZAB A
Fターム (19件):
4D004AA37 ,  4D004AB07 ,  4D004CA10 ,  4D004CA13 ,  4D004CA34 ,  4D004CA39 ,  4D004CB04 ,  4D004CB31 ,  4D004CC03 ,  4D004DA02 ,  4D004DA06 ,  4D004DA07 ,  4D059AA18 ,  4D059BC01 ,  4D059BE31 ,  4D059BE37 ,  4D059BE42 ,  4D059BE53 ,  4D059BF13

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