特許

J-GLOBAL ID：200903004746535792

力及びモーメント検出用の起歪体

発明者： 森本 英夫
出願人/特許権者： ニッタ株式会社
代理人 (1件)： 辻本 一義
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-122297
公開番号（公開出願番号）：特開平5-312659
出願日： 1992年05月14日
公開日（公表日）： 1993年11月22日
要約：

【要約】【目的】 X-Y-Z方向(三次元方向)における力及び軸回りのモーメントが優れた感度で検出できる、力及びモーメント検出用の起歪体を提供すること。【構成】 上下に一定間隔を有して対向配設される取付部と、前記取付部のうち一方に具備させてあり且つ先端部が他方の取付部と対向する軸部と、前記軸部を取り囲む態様で取付部相互間に架設され且つ内側に向かって折曲された凹み部を有する起歪部とを具備するものであって、前記凹み部の内面又はこれと対向する軸部の外面のうち、どちらか一方に四個の受光体を上下左右に配列させて成る受光体群を90°角度間隔で配設すると共に他方に前記受光体群の中央部を照射する発光体を設け、他方、前記軸部の先端部又はこれに対向する取付部分のうちどちらか一方に上下左右に配列された一個の受光体群を配設すると共に他方に前記受光体群の中央部を照射する発光体を設けている。

請求項（抜粋）：

上下に一定間隔を有して対向配設される取付部と、前記取付部のうち一方に具備させてあり且つ先端部が他方の取付部と対向する軸部と、前記軸部を取り囲む態様で取付部相互間に架設され且つ内側に向かって折曲された凹み部を有する起歪部とを具備するものであって、前記凹み部の内面又はこれと対向する軸部の外面のうち、どちらか一方に四個の受光体を上下左右に配列させて成る受光体群を90°角度間隔で配設すると共に他方に前記受光体群の中央部を照射する発光体を設け、他方、前記軸部の先端部又はこれに対向する取付部分のうちどちらか一方に上下左右に配列された一個の受光体群を配設すると共に他方に前記受光体群の中央部を照射する発光体を設け、上記取付部に外力が作用したときに起歪部が変形して前記受光体群と発光体との相対位置関係が変化し、これにより、各受光体群を構成する各受光体が受ける光量が変化するようにしたことを特徴とする力及びモーメント検出用の起歪体。