特許
J-GLOBAL ID:200903004747240109

チャイルドシート用ウェブアジャスタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-071601
公開番号(公開出願番号):特開平8-268222
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 締付ウェビングの戻りをきわめて確実に阻止する。ウェビングを素早く挟持する。ウェビングの耐久性を向上させる。【構成】 自動車が衝突するなどして子供に大きな力が加えられ、ウェビング130,132を介して締付ウェビング90に強い張力Tが右方向にかけられると、締付ウェビング90がごくわずかに移動する。これに伴ってカム58が回動し、波部74,84間に締付ウェビング90が挟持される。歯76が締付ウェビング90に接しているため、カム58は素早く回動する。カム58が回動してくると、波部74,84同士が係合し、スライドプレート82はわずかに移動する。そして、ブロック72の先端面の波部74とスライドプレート82の波部84とが全面的に重なり合い、締付ウェビング90が強力に挟持される。
請求項(抜粋):
ウェビングを咬止するための複数の突条を有するウェビング当接面が設けられたカムと、該カムを枢支しているケースと、該ケースに設けられた、前記カムのウェビング当接面と対峙するウェビング押え部材と、該ウェビング当接面が該ウェビング押え部材に重なる方向へ回動するように該カムを付勢しているバネと、を備えてなるチャイルドシート用ウェブアジャスタにおいて、該ウェビング押え部材は、ウェビングの移動方向に移動可能なスライドプレートであり、該スライドプレートと前記カムとの対峙面にはそれぞれ曲面よりなる波部が設けられており、該カムの対峙面には、該ウェビングの咬込方向において該波部に隣接して歯が設けられており、該スライドプレートの対峙面には、該ウェビングの咬込方向において該波部に隣接して平坦部が設けられていることを特徴とするチャイルドシート用ウェブアジャスタ。

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