特許

J-GLOBAL ID：200903004749931729

多層中空体

発明者： 高木 喜代次 ,  小久保 章博 ,  西田 耕治 ,  石橋 正人
出願人/特許権者： 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 ,  本田技研工業株式会社
代理人 (1件)： 長谷川 一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-046357
公開番号（公開出願番号）：特開平11-227077
出願日： 1998年02月13日
公開日（公表日）： 1999年08月24日
要約：

【要約】【課題】耐低温衝撃性、剛性等の物性バランスを改良するために、多層中空構造成形体を提供すること。【解決手段】内層、中間層および表面層の3層からなる積層材を中空成形してなる多層中空体であって、各層がそれぞれポリフェニレンエーテル樹脂、ポリアミド樹脂、α,β不飽和カルボン酸無水物で変性されたエチレン-αオレフィン共重合体等を含有する、特定の熱可塑性樹脂組成物によって構成され、しかも各層の厚みは、全肉厚に対して、内層が40〜80%、中間層が10〜40%、表面層が5〜20%であることを特徴とする多層中空体。

請求項（抜粋）：

内層、中間層および表面層の3層からなる積層材を中空成形してなる多層中空体であって、各層がそれぞれ下記熱可塑性樹脂組成物(イ)、(ロ)および(ハ)によって構成され、しかも各層の厚みは、全肉厚に対して、内層が40〜80%、中間層が10〜40%、表面層が5〜20%であることを特徴とする多層中空体。 内層用組成物(イ): (a)ポリフェニレンエーテル樹脂 10〜40重量部及び (b)ポリアミド樹脂 90〜60重量部からなる主材樹脂の合計量100重量部に対して、 (c)耐衝撃性改良剤 5〜30重量部 (d)相溶化剤 0.05〜5重量部 (e)無機フィラー 10〜30重量部及び (f)可塑剤 0〜10重量部を含有する熱可塑性樹脂組成物。中間層用組成物(ロ):α,β不飽和カルボン酸無水物で変性されたエチレン-αオレフィン共重合体を含有する、密度0.910g/cm3 以下の熱可塑性樹脂組成物。 表面層用組成物(ハ): (g)ポリフェニレンエーテル樹脂 0〜40重量部及び (h)ポリアミド樹脂 100〜60重量部からなる主材樹脂の合計量100重量部に対して、 (i)耐衝撃性改良剤 5〜30重量部 (j)相溶化剤 0〜5重量部及び (k)可塑剤 0〜10重量部を含有する熱可塑性樹脂組成物。

IPC (5件)：

B32B 1/02 ,  B29C 49/22 ,  B32B 27/00 103 ,  B32B 27/32 101 ,  B32B 27/34

FI (5件)：

B32B 1/02 ,  B29C 49/22 ,  B32B 27/00 103 ,  B32B 27/32 101 ,  B32B 27/34