特許
J-GLOBAL ID:200903004755498565

雨水ポンプ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-289179
公開番号(公開出願番号):特開平6-093649
出願日: 1992年10月28日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 雨水ポンプの制御装置において、降雨状況に対応して柔軟に雨水ポンプ群の運転台数制御や回転数制御を行う装置を提供する。【構成】 降雨量やマンホール水位からポンプ起動必要度を定期的に予測する。ポンプ井水位偏差等からポンプ目標吐出量を求める。ポンプ目標吐出量とポンプ最小吐出量とからポンプ起動またはポンプ停止を選択する。ポンプ起動では、未来・現在のポンプ起動必要度等からポンプの大小を決定する。ポンプ停止では、最低回転数のポンプを選択する。ポンプ井水位や流出渠水位から実揚程を算出する(S2)。積算運転時間を考慮して回転数修正ポンプを選択する(S4,8)。ポンプの回転数を設定する(S5,9)。ポンプ目標変化量Qc (t)を補填するまでポンプ選択・回転数修正を繰り返す(S7,11)。
請求項(抜粋):
管轄地域に敷設された管渠の下流側に形成されたポンプ井と、該ポンプ井に付設された雨水ポンプ群と、該雨水ポンプ群による揚水を排出する流出渠とを備えた雨水排除設備における、前記雨水ポンプ群の制御を行う装置において、ポンプ井水位に基づいてポンプ群目標吐出量を求める目標吐出量演算手段と、ポンプ群目標吐出量と稼働ポンプによる最小吐出量との大小関係に基づいて起動ポンプ・停止ポンプを選択する運転台数制御手段と、前記ポンプ群目標吐出量に基づいて稼働ポンプの回転数を制御する回転数制御手段とを備え、前記運転台数制御手段は、回転数が低いことを停止ポンプ選択の少なくとも優先条件とするものであり、前記回転数制御手段は、稼働ポンプの中から回転数修正ポンプを選択する回転数修正ポンプ選択手段と、前記ポンプ群目標吐出量の変化量に基づいて回転数修正ポンプの修正回転数を設定する回転数修正手段とを有し、該回転数修正ポンプ選択手段は、前記ポンプ群目標吐出量の変化量が正である場合に積算運転時間が短いことをポンプ選択の少なくとも優先条件とし、前記ポンプ群目標吐出量の変化量が負である場合に積算運転時間が長いことをポンプ選択の少なくとも優先条件とするものであることを特徴とする雨水ポンプ制御装置。
IPC (2件):
E03F 1/00 ,  E03F 7/00
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-179744
  • 特開昭56-165783
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-179744
  • 特開昭56-165783

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